TestPanel を使用したコネクタのテスト

HAPI TestPanelは、HL7 レシーバ、トランスミッタ、およびメッセージエディタです。TestPanel は、 MPL/GPL ライセンスで配布される無料のソフトウェアで、Mac OSX、Linux、Windows で実行されます。

このドキュメントを使用する前に、 HAPI TestPanel サイトを使用して TestPanel をダウンロード、インストール、開始します。その後、このドキュメントの情報を使用して、HL7 メッセージを TestPanel に送信したり、ソフトウェアからメッセージを受信したりできます。

TestPanel は、MLLP または HTTP を介してリスンアプリケーションに HL7 メッセージを転送できます。そのため、TestPanel を使用すれば、HL7 を処理する Mule フローをテストできます。次のセクションでは、TestPanel を使用してテストする簡単なフローの例を示します。

簡単な例

この例では、次の作業を実行できます。

  • HL7 メッセージを処理して応答を送信する簡単な Studio アプリケーションを構築する。

  • 特定のポートで HL7 メッセージを送受信するように TestPanel アプリケーションを設定する。

  • セットアップが意図したとおりに機能するかどうかをテストする。

設定と図

この TestPanel では、次のデフォルトのホストおよびポート設定を使用します。

  • HL7 メッセージの送受信 – localhost、ポート 50609

以下の図は、TestPanel および Mule の HL7 メッセージの処理手順を示しています。

TestPanel:

  1. HL7 メッセージを生成する。

  2. ポート 50609 経由で HL7 メッセージを Mule アプリケーションに送信する。

  3. HL7 メッセージを受信する。

  4. Mule アプリケーションが HL7 メッセージを処理する。

  5. Mule が ACK 応答 (一般的な肯定応答) を localhost のポート 50609 に送信し、同時にローカルファイルシステムのファイルにメッセージを保存する。

  6. ACK 応答を受信する。

testflow_diag

Anypoint Studio アプリケーション

この例のアプリケーションでは、次のアクションを実行します。

  • 受信 HL7 メッセージをリスンする。

  • HL7 MLLP を介してメッセージを受信したら、HL7 EDI がメッセージを読み取って検証し、HL7 ACK メッセージを生成する。

  • HL7 EDI が HL7 ER7 形式で ACK メッセージを書き込み、HL7 MLLP がそのメッセージを送信アプリケーションに送り返す。

  • ファイルコネクタが ACK メッセージをファイルに保存する。

sampleflow

最初の構成要素は、次のパラメータで設定された HL7 インバウンドエンドポイントです。

  • Host (ホスト): localhost

  • Port (ポート): 50609

HL7 MLLP インバウンドエンドポイントの後、並列処理のために All Flow Control Reference] で HL7 メッセージを 2 つの Cache Scopeに送信します。

Process the HL7 Message スコープで、HL7 EDI は元の HL7 メッセージを読み取って検証し、ACK メッセージを生成します。 ** このデモでは、HL7 EDI は HL7 v2.5.1 (/hl7/v2_5_1/ADT_A01.esl) の ADT_A01 を処理するように設定されています。[HL7 EDI: Configuration (HL7 EDI: 設定)] の [HL7 Message character encoding (HL7 メッセージ文字エンコード)] で他のバージョンおよびメッセージスキーマを追加できます。

testpanel obj builder

Send a HL7 ACK スコープで、HL7 MLLP は ACK メッセージを元のアプリケーションに送信します。

TestPanel の設定

このセクションでは、この例で機能するように TestPanel をセットアップする方法について説明します。

TestPanel の設定には、次のタスクが含まれます。

  • サンプル HL7 メッセージを localhost のポート 50609 に送信するように TestPanel を設定する。

  • リスンポートを開始する。

  • サンプル HL7 メッセージを送信する。

  • Mule からの ACK 応答のアクティビティログをチェックする。

TestPanel を設定する手順は、次のとおりです。

  1. HAPI TestPanel のメインウィンドウの右側にある [Sending Connections (送信接続)] ペインで、表示されている localhost 接続をクリックします (下図のマウスカーソルを参照)。

    outconf
  2. [Outgoing Message Sender (送信メッセージ送信者)] ペインで、(上図で強調表示されている) [settings (設定)] で以下を設定します。

    • Host (ホスト): localhost

    • Port (ポート): 50609

  3. [Incoming Message Receiver (受信メッセージ受信者)] ペインの最上部付近にある [Start (開始)] をクリックします。TestPanel は、設定されたホストおよびポートで HL7 メッセージのリスンを開始します。

  4. アプリケーションウィンドウの左側にある [Messages (メッセージ)] ペインをクリックします。定義済みのサンプル HL7 メッセージがアプリケーションに表示されます (下図参照)。

    messages
  5. ペインの最上部付近にある [Send (送信)] ボタンをクリックします。アプリケーションは、指定されたホストおよびポートにサンプルメッセージを 1 回送信します。Mule は、HL7 メッセージを受信し、ACK メッセージを TestPanel に返します。

  6. [Activity (アクティビティ)] ログで、Mule からの HL7 応答を確認します。以下の図には、Mule から送信された HL7 ACK メッセージが表示されています。

    incoming ack

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