Logger コンポーネント

このコアコンポーネントでは、エラーメッセージ、状況通知、ペイロードなどの重要な情報をログに記録するというやり方で、Mule アプリケーションを監視し、デバッグすることもできます。Logger はフローの任意の場所に追加でき、各自が指定した文字列、記述した DataWeave 式の出力、文字列と式の組み合わせをログに記録するように設定できます。

Logger は、値に文字列と式を組み合わせることができる数少ないコンポーネントの 1 つです。1 つの式で DataWeave 文字列を補間または連結する場合は他の場所で行います。

設定したメッセージはアプリケーションのログファイルに記録されます。Studio では、コンソールに表示されます。次の例では、メッセージをブラウザの [Set Payload (ペイロードを設定)] に表示すると同時に、ログにも記録します。

logger flow
例: フローの XML 設定
<http:listener-config name="HTTP_Listener_Configuration" host="localhost" port="8081"/>
<flow name="logger-example-Flow">
  <http:listener config-ref="HTTP_Listener_Configuration" path="/"/>
  <set-payload value="Hello MuleSoft!"/>
  <logger message="#[payload]" level="INFO"/>
</flow>

Logger の設定

logger
項目 説明

Message (メッセージ)

String (文字列) または DataWeave 式

Mule のログメッセージを指定します。デフォルトで、メッセージはアプリケーションのログファイルに記録されます。

message="Current payload is #[payload]"

レベル

選択可能なオプション:

DEBUG、ERROR、INFO (デフォルト)、TRACE、WARN

ログレベルを指定します。

level="ERROR"

Category (カテゴリ)

String (文字列)

log4j2.xml ファイルに追加するカテゴリ名を指定する省略可能な設定です。カテゴリの用途の例として、カテゴリに基づいてログメッセージをルーティングすることや、カテゴリに基づいてログレベルを設定することが考えられます。

category="MyCustomCategory"

次の Logger は、文字列と式を組み合わせて、メッセージの処理状態を監視するように設定されています。

<logger category="monitoring" message="Message #[payload.id] processed successfully" level="INFO"/>

次の Logger は、1 つの式と DataWeave の文字列連結を使用して、フローの処理時間を記録するように設定されています。

 <logger category="performance" message="#['Message ' ++ payload.id ++ ' took ' ++ vars.processingTime ++ ' milliseconds to process']" level="INFO"/>

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