コアコンポーネントの移行

以下の表は、Mule 3.x の各コンポーネントが Mule 4 では何に相当するのかを示しています。

Mule 3.x のコンポーネント Mule 4.0 の代替法

すべての router

代わりに Scatter Gather を使用するか、異なる対象属性を使用して操作を次々と実行した後に DW を使用して結果をマージします。

async[‘processingStrategy’]

非ブロック実行エンジンには async processing strategy (非同期処理戦略) が不要になりました。非同期の動作が必要な場合は、“async” スコープを使用してすべてのコンポーネントをラップします。

asynchronous-processing-strategy

非ブロック実行エンジンには async processing strategy (非同期処理戦略) が不要になりました。非同期の動作が必要な場合は、“async” スコープを使用してすべてのコンポーネントをラップします。

bridge

同等のフローを構築します。

catch-exception-strategy

on-error-continue 戦略を使用する error-handler を使用します。

choice-exception-strategy

エラー種別選択または when 属性を使用して、内部に異なる戦略を含む error-handler を使用します。

combine-collections-transformer

簡略化されたメッセージモデルでは不要になりました。MuleMessageCollections は Mule メッセージの配列に置き換わります。これは、DataWeave や foreach などの任意の Mule コンポーネントを使用してマージまたは反復できます。

コンポーネント

Java モジュールを使用します。

composite-source

各ソースに 1 つのフローを作成し、共通機能の flow-ref を使用して非公開フローを呼び出します。

configuration[‘defaultExceptionStrategy-ref’]

新しい名前は defaultErrorHandler-ref です。

configuration[‘flowEndingWithOneWayEndpointReturnsNull’]

新しい実行エンジンでは不要になりました。

configuration[‘useExtendedTransformations’]

排除されました。

configuration[enricherPropagatesSessionVariableChanges]

排除されました。

copy-attachments

新しいメッセージ構造により、添付ファイルはメッセージの属性の一部になります。添付ファイルは DataWeave を使用して自由に操作できます。

copy-properties

新しいメッセージ構造により、プロパティはメッセージの属性の一部になります。添付ファイルは DataWeave を使用して自由に操作できます。

custom-agent

サポートされなくなりました。

custom-aggregator

Mule SDK を使用して、カスタムアグリゲータを構築します。

custom-connector

Mule SDK を使用して、独自のコネクタを構築します。

custom-exception-strategy

不要になりました。error-handler を使用します。

custom-lifecycle-adapter-factory

サポートされなくなりました。

custom-object-store

Object Store Connector を使用してカスタムストアを作成します。

custom-processor

Mule SDK を使用するか、Scripting モジュールを使用します。

custom-queue-store

新しい VM コネクタを使用します。

custom-router-resolver

Mule SDK を使用して、カスタムルータを構築します。

custom-router

Mule SDK を使用して、カスタムルータを構築します。

custom-service

フローを使用します。

custom-source

Mule SDK を使用して、新しいイベントソースを記述します。

custom-splitter

DataWeave または Mule SDK を使用します。

custom-transaction-manager

<bti:transaction-manager/> を使用します。

custom-transaction

サポートされなくなりました。

default-exception-strategy

on-error-propagate 戦略を使用する error-handler を使用します。

default-in-memory-queue-store

新しい VM コネクタを使用します。

default-persistent-queue-store

新しい VM コネクタを使用します。

default-service-exception-strategy

on-error-propagate 戦略を使用する error-handler を使用します。

endpoint

コネクタを使用します。

exception-strategy

error-handler を使用します。

expression-component

式の機能に応じて、データアクセスの式には DataWeave を、アルゴリズムの式には Scripting モジュールまたは Mule SDK を、単に Java にアクセスする式には Java モジュールを使用できます。

file-queue-store

新しい VM コネクタを使用します。

flow[‘processingStrategy’]

排除されました。非ブロック実行エンジンを使用すれば、ユーザはこれを調整する必要がありません。

idempotent-message-filter

Idempotent-message-validator に置き換わりました。

idempotent-redelivery-policy

新しい名前は redelivery-policy です。

idempotent-secure-hash-message-filter

Idempotent-message-validator に置き換わりました。

in-memory-store

Object Store Connector を使用してカスタムストアを作成します。

inbound-endpoint

各コネクタまたはモジュールで定義されたイベントソースまたはトリガを使用します。

include-entry-point

Java モジュールを使用します。

interceptor-stack

排除されました。カスタムポリシーを使用します。

invoke

Java モジュールを使用します。

jndi-transaction-manager

<bti:transaction-manager/> を使用します。

jrun-transaction-manager

<bti:transaction-manager/> を使用します。

legacy-abstract-exception-strategy

新しい error-handler を使用します。

managed-store

Object Store Connector を使用してカスタムストアを作成します。

message-properties-transformer

Transform コンポーネントと DataWeave を使用します。

model

排除されました。代わりにフローを使用します。

mule[‘version’]

outbound-endpoint

要素はコアの名前空間から新しいトランスポートの名前空間に移動されました。

poll → watermark

この機能は、Salesforce コネクタ、データベースコネクタ、SFTP コネクタ、ファイルコネクタなど、多数のコネクタのイベントソース内に組み込まれました。Object Store Connector を使用して、xred:migration-patterns-watermark.adoc[手動で watermark (透かし) 値を設定することもできます]。

poll

scheduler コンポーネントに置き換わりました。

processor

式の機能に応じて、データアクセスの式には DataWeave を、アルゴリズムの式には Scripting モジュールまたは Mule SDK を、単に Java にアクセスする式には Java モジュールを使用できます。

prototype-object

Java モジュールまたは Spring モジュールを使用します。

queue-profile

VM コネクタを使用します。

queue-store

VM コネクタ

recipient-list

排除されました。

reconnect-custom-notifier

排除されました。

reconnect-custom-strategy

排除されました。

reconnect-notifier

排除されました。

remove-attachment

新しいメッセージ構造により、添付ファイルは不要になりました。

remove-property

新しいメッセージ構造により、添付ファイルは不要になりました。

response

不要になりました。

request-reply

Mule 4 では、すべてのコネクタで request-reply がサポートされなくなります。“request-reply” 動作があったコネクタには、JMS の publish-consume 操作など、“request-reply” 操作が組み込まれます。

resin-transaction-manager

排除されました。

rollback-exception-strategy

on-error-propagate 戦略を使用する error-handler を使用します。

scatter-gather[‘threading-profile’]

Mule 4 は非ブロックなので不要になりました。

seda-model

Mule 4 では SEDA キューがなくなりました。Mule 4 の実行エンジンは非ブロックです。

service

フローを使用します。

set-attachment

不要になりました。添付ファイルを変数として保存できます。

set-property

新しいメッセージモデルではプロパティが使用されなくなりました。Mule メッセージからの属性は変数に保存できます。

set-session-variable

セッション変数は削除されました。ユーザはトランスポートの境界を越えて明示的にヘッダーを渡す必要があります。

simple-in-memory-queue-store

新しい VM コネクタを使用します。

simple-service

フローを使用します。

simple-text-file-store

オブジェクトストアモジュール拡張機能を使用してカスタムストアを作成します。

singleton-object

Java モジュールまたは Spring モジュールを使用します。

spring-object

Java モジュールまたは Spring モジュールを使用します。

synchronous-processing-strategy

フローコンポーネントの実行に関連する動作は、4.x のフローと同じですが、必ずしも 3.x と同じスレッドでは実行されません。

transactional scope

“try” スコープに置き換わりました。

username-password-filter

排除されました。

validator

排除されました。

weblogic-transaction-manager

<bti:transaction-manager/> を使用します。

websphere-transaction-manager

<bti:transaction-manager/> を使用します。

all-strategy

排除されました。

entry-point-resolver

Java モジュールを使用します。

filter

filter は検証モジュールに置き換わります。

interceptor

interceptor はカスタムポリシーに置き換わります。

message-info-mapping

不要になりました。

point-resolver-set

Java モジュールを使用します。

router

排除されました。

threading-profile

不要になりました。Runtime で自動調整されます。

トランスフォーマ

排除されました。ほとんどの明示的な変換は不要になりました。コーナーケースには DataWeave を使用します。

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