Mule Maven プラグイン

Mule Maven プラグインでは、Mule アプリケーションのパッケージ、テスト、デプロイメントを Maven ライフサイクルと統合できます。
このプラグインでは、Mule アプリケーションをスタンドアロンランタイム、クラスタ化されたインスタンス、CloudHub などのさまざまなデプロイメント対象にデプロイできます。

Mule Maven プラグインは Community エディションと Enterprise エディションの両方をサポートしています。

互換性

  • Mule 4.x

  • Anypoint Studio 7.x

Mule Maven プラグインを Mule プロジェクトに追加する

Mule Maven プラグインを追加するには、その Maven 連動関係をプロジェクトに追加する必要があります。

<plugin>
  <groupId>org.mule.tools.maven</groupId>
  <artifactId>mule-maven-plugin</artifactId>
  <version>3.2.3</version>
  <extensions>true</extensions> (1)
</plugin>
1 このプラグインの拡張機能を有効にすることが重要です。

このリポジトリから:

<pluginRepositories>
    <pluginRepository>
        <id>mule-public</id>
        <url>https://repository.mulesoft.org/nexus/content/repositories/releases</url>
    </pluginRepository>
</pluginRepositories>

これにより、プロジェクトで Mule Maven プラグインが有効になります。

Mule アプリケーションのパッケージ

Mule Maven プラグインは、Mule アプリケーションをデプロイ可能な JAR ファイルにパッケージでき、このパッケージを後から実行中の Mule Runtime にデプロイできます。
パッケージには、アプリケーションによって必要とされる JAR ファイルであるかそのプラグインによって必要とされる JAR ファイルであるかに関係なく、アプリケーションおよびそのすべての連動関係が含まれます。

すべての Mule アプリケーションには 2 つのディスクリプタがあります。これらのディスクリプタにより、プラグインが Mule アプリケーションの連動関係を処理する方法が指示されます。

  • mule-artifact.json ファイル。
    このファイルは、アプリケーションがどのように構成されるかを記述します。

  • pom.xml ファイル。
    このファイルは、パッケージが正常に機能するために必要なすべての連動関係を記述します。

Mule アプリケーションをパッケージする

  1. Mule Maven プラグインを pom.xml ファイルに追加していることを確認します。

  2. プロジェクトのフォルダのコマンドラインから、パッケージゴールを実行します。

    > mvn clean package

このプラグインはアプリケーションをプロジェクトのフォルダ内の対象ディレクトリにパッケージし、デプロイ可能な JAR ファイルを作成します。

生成された JAR を Anypoint Studio にインポートします。

生成された JAR を Anypoint Studio をインポートするには、-DattachMuleSources オプションを使用してアプリケーションをパッケージする必要があります。

> mvn clean package -DattachMuleSources

-DattachMuleSources 引数により、デザインタイムにアプリケーション構造の正確なコピーを使用して META-INF ディレクトリ内に mule-src フォルダを追加するようプラグインに指示されます。

Mule アプリケーション構造リファレンス

デザインタイムに、Mule アプリケーションには次の 3 つの基本的なコンポーネントが 1 つ以上必要です。

コンポーネント 説明

src

Folder (フォルダ)

アプリケーションの本番ソースコードおよびテストのソースディレクトリ。
このフォルダについては、下記のリファレンスを参照してください。

pom.xml

Descriptor (ディスクリプタ)

Mule アプリケーションの POM ファイル。
このファイルは、アプリケーションのすべての必須の連動関係を記述します。

mule-artifact.json

Descriptor (ディスクリプタ)

Mule アプリケーションの mule-artifact ファイル。
このファイルは、Mule アプリケーションがどのように構成されるかを記述します。

これらの 3 つのコンポーネントは必須です。いずれか 1 つが欠落すると、プラグインはプロジェクトをデプロイ可能な JAR ファイルにパッケージしません。
さらに、プラグインはパッケージするときに Mule アプリケーションのルートフォルダにある他のディレクトリまたはファイルを考慮しません。

ソースディレクトリリファレンス

src ディレクトリには主に maintest の 2 つのフォルダがあります。
プラグインはアプリケーションをパッケージするときに src 内の他のディレクトリを考慮しません。

src/main

src/main はアプリケーションのすべての本番ソースコードのルートフォルダです。

Folder (フォルダ) フォルダ種別 説明

src/main/mule

ソース

Mule 設定ファイルのルートフォルダ。
Java パッケージの形式で、ネストされたフォルダを含むことができます。

このフォルダは必須です。

src/main/resources

resource (リソース)

XML、JSON、プロパティファイルなどのアプリケーションリソースが含まれます。
ここに配置された Jar ファイルはアプリケーションクラスローダによって読み込まれますが、プレーンファイルリソースとして読み込まれます。

プラグインは src/main/mule および src/main/resources 内のすべてのファイルをバイナリパッケージのルートディレクトリに送信します。
src/main/mule 内のネストされたフォルダは、バイナリパッケージのルートディレクトリ内のディレクトリとして保持されます。

src/test

src/test はアプリケーションのすべてのテストソースコードのルートフォルダです。

Folder (フォルダ) フォルダ種別 説明

src/test/java

ソース

アプリケーションのカスタム Java コードを検証するために使用されるテストクラスのルートフォルダです。
通常の Java アプリケーションの規則に従います。

src/test/munit

ソース

MUnit ソースコードが含まれます。
パッケージの形式で、ネストされたフォルダを含むことができます。

src/test/resources

resource (リソース)

XML、JSON、プロパティファイルなどのリソースが含まれます。
このフォルダには、mule-config.xml で参照されるメタデータを記述するファイルも含まれます。

Mule アプリケーションのデプロイメント

Mule Maven プラグインでは、Mule サーバへの Mule アプリケーションのデプロイを自動化できます。

デフォルトでは、このプラグインでは、5 つの異なるデプロイ戦略を使用してデプロイできます。

  • CloudHub デプロイメント。
    CloudHub への Mule アプリケーションのデプロイメントを自動化します。

  • Runtime Fabric デプロイメント。
    Runtime Fabric に Mule アプリケーションをデプロイします。

  • Runtime Manager REST API デプロイメント。
    Runtime Manager REST API を使用して Mule サーバまたはサーバクラスタに Mule アプリケーションをデプロイします。

  • Mule エージェントデプロイメント。
    Mule エージェントを使用して Mule アプリケーションをデプロイします。
    このデプロイメント戦略は、すべての Mule Runtime インスタンスが同じアドレス空間にある場合のみ機能します。

  • スタンドアロンランタイムデプロイメント。
    マシンで実行中のランタイムにデプロイします。

Mule Maven プラグインを使用してアプリケーションをデプロイするときに、pom.xml ファイルで有効なデプロイメント設定を指定する必要があります。
専用のデプロイメントリファレンスを使用してデプロイメント設定をセットアップできます。

CloudHub に Mule アプリケーションをデプロイする

前提条件

  • HTTP Listener フローソースのホストおよびポート番号が適切に設定されていること。

    HTTP Listener をフローのソースとして使用している場合、そのホストを 0.0.0.0 に、そのポートを ${http.port} に設定する必要があります。

    CloudHub はその後、デプロイメント時にポートを動的に割り当てます。

  • すべての外部クラスおよびリソースが Mule アプリケーションの mule-artifact.json ファイルで適切に宣言されていること。

    Mule 4.x のクラスローディング分離メカニズムのため、アプリケーションをパッケージしてデプロイする前に、mule-artifact.json ファイルの「exportedPackages」項目と「exportedResources」項目ですべての外部クラスおよびリソースを明示的に宣言する必要があります。

    「リソースのエクスポート」を参照して、Mule アプリケーションの外部リソースの操作についての詳細を確認してください。

CloudHub へのデプロイ

  1. Mule Maven プラグインを pom.xml ファイルに追加していることを確認します。

  2. plugin 要素内で、下記のように CloudHub デプロイメントの設定を追加します。

    <plugin>
      ...
        <configuration>
            <cloudHubDeployment>
                <uri>https://anypoint.mulesoft.com</uri>
                <muleVersion>${mule.version}</muleVersion>
                <username>${username}</username>
                <password>${password}</password>
                <applicationName>${cloudhub.application.name}</applicationName>
                <environment>${environment}</environment>
                <properties>
                    <key>value</key>
                </properties>
            </cloudHubDeployment>
        </configuration>
    
    </plugin>

    この例ではプレースホルダ値を使用しています。CloudHub 情報を使用して各値を設定します。

  3. プロジェクトのフォルダのコマンドラインから、アプリケーションをパッケージしてデプロイゴールを実行します。

    > mvn clean package deploy -DmuleDeploy

CloudHub への再デプロイ

アプリケーションを再デプロイするには、デプロイしたときと同じコマンドを実行します。
CloudHub は、デプロイしたアプリケーションを書き込み直します。

CloudHub デプロイメントリファレンス

パラメータ 説明

cloudHubDeployment

最上位要素。

uri

Anypoint Platform URI。
設定しない場合、デフォルトでこの値は https://anypoint.mulesoft.com に設定されます。

muleVersion

CloudHub インスタンスで実行する Mule Runtime バージョン。
この値がアプリケーションの最小必要ランタイムバージョン以上であることを確認する必要があります。

username (ユーザ名)

CloudHub ユーザ名。

password (パスワード)

CloudHub パスワード。

applicationName

CloudHub のアプリケーションの名前。
この名前は、デプロイされるアプリケーションのドメインの一部です。たとえば、アプリケーションに application-1 という名前を付けると、アプリケーションの公開ドメインは application-1.cloudhub.io となります。

artifact (アーチファクト)

デプロイする JAR の絶対ファイル位置。
設定しない場合、デフォルトでパッケージフェーズで生成される JAR の位置です。

環境

デプロイ先の CloudHub 環境。

properties

最上位要素。
デプロイする Mule アプリケーションのプロパティを設定する必要がある場合、最上位要素 <properties> を使用できます。

<properties>
<key>値</key>
</properties>

例:

<properties>
<http.port>8081</http.port>
</properties>

workers (ワーカー)

ワーカーの数。
デフォルトでは、1 に設定されます。

workerType

各ワーカーのサイズ。

可能な値:

MICRO (0.1 vCore)
SMALL (0.2 vCore)
MEDIUM (1 vCore )
LARGE (2 vCore)
XLARGE (4 vCore)
XXLARGE (8 vCore)
4XLARGE (16 vCore)

デフォルト値は MICRO です。

region (地域)

ワーカークラウドの地域。

可能な値:

  • us-east-1 - 米国東部 (北バージニア)

  • us-west-2 - 米国西部 (オレゴン)

  • eu-west-1 - EU (アイルランド)

  • ap-southeast-2 - アジア太平洋 (シドニー)

  • ap-southeast-1 - アジア太平洋 (シンガポール)

  • us-west-1 - 米国西部 (北カリフォルニア)

  • eu-central-1 - EU (フランクフルト)

  • ap-northeast-1 - アジア太平洋 (東京)

  • eu-west-2 - EU (ロンドン)

  • ca-central-1 - カナダ (中央部)

  • sa-east-1 - 南米 (サンパウロ)

  • us-east-2 - 米国東部 (オハイオ)

デフォルト値は us-east-1 です。

businessGroup

デプロイメントのビジネスグループ。

deploymentTimeout

デプロイメントプロセスの開始からアーチファクトがデプロイされたことの確認までの許容される経過時間 (ミリ秒)。

デフォルト値は 1000000 です。

サーバ

Anypoint Platform ログイン情報を持つ Maven サーバ。これは、Maven settings.xml ファイルに保存されたログイン情報を使用する場合のみ必要です。これは Mule サーバ名ではありません。

skip (スキップ)

ブール値。true に設定すると、プラグインデプロイメントゴールをスキップします。デフォルト値は false です。

Runtime Fabric に Mule アプリケーションをデプロイする

前提条件

  • アプリケーションは Exchange でパブリッシュされる必要があります。
    これは、こちらの手順に従って Studio から実行できます。
    または、こちらの手順に従って Mule Maven プラグインを使用することもできます。

Runtime Fabric へのデプロイ

  1. Mule Maven プラグインを pom.xml ファイルに追加していることを確認します。

  2. plugin 要素内で、下記のように Runtime Fabric デプロイメントの設定を追加します。

    <plugin>
      ...
        <configuration>
            <runtimeFabricDeployment>
                <uri>https://anypoint.mulesoft.com</uri>
                <muleVersion>${mule.version}</muleVersion>
                <username>${username}</username>
                <password>${password}</password>
                <applicationName>${runtime.fabric.application.name}</applicationName>
                <environment>${environment}</environment>
                <provider>${provider}</provider>
                <properties>
                    <key>value</key>
                </properties>
                <deploymentSettings>
                    <cpuReserved>500m</cpuReserved>
                    <memoryReserved>800Mi</memoryReserved>
                </deploymentSettings>
            </runtimeFabricDeployment>
        </configuration>
    
    </plugin>

    この例ではプレースホルダ値を使用しています。Runtime Fabric 情報を使用して各値を設定します。

  3. プロジェクトのフォルダのコマンドラインから、アプリケーションをパッケージしてデプロイゴールを実行します。

    > mvn clean package deploy -DmuleDeploy

Runtime Fabric への再デプロイ

アプリケーションを再デプロイするには、デプロイしたときと同じコマンドを実行します。
Runtime Fabric は、デプロイしたアプリケーションを書き込み直します。

Runtime Fabric デプロイメントリファレンス

パラメータ 説明

runtimeFabricDeployment

最上位要素。

uri

Anypoint Platform URI。
設定しない場合、デフォルトでこの値は https://anypoint.mulesoft.com に設定されます。

muleVersion

Runtime Fabric インスタンスで実行する Mule Runtime バージョン。
この値がアプリケーションの最小必要ランタイムバージョン以上であることを確認する必要があります。

username (ユーザ名)

Anypoint Platform ユーザ名。

password (パスワード)

Anypoint Platform パスワード。

applicationName

Exchange でデプロイされるアプリケーションの名前。
この名前は、デプロイされるアプリケーションのドメインの一部です。

target (対象)

アプリケーションをデプロイする Runtime Fabric 対象名。

provider (プロバイダ)

プロバイダ種別。可能な値: MC、SERVER、CLUSTER、SERVER_GROUP。

環境

デプロイ先の Anypoint Platform 環境。

properties

最上位要素。
デプロイする Mule アプリケーションのプロパティを設定する必要がある場合、最上位要素 <properties> を使用できます。

<properties>
<key>値</key>
</properties>

例:

<properties>
<http.port>8081</http.port>
</properties>

replicationFactor

アプリケーションのインスタンスの数。
デフォルトでは、1 に設定されます。

publicUrl

デプロイされるアプリケーションの Url。

lastMileSecurity

このアプリケーションによって復号化される HTTPS 接続を転送するために Last-Mile セキュリティを有効にする。
このためには SSL 証明書を Mule アプリケーションに含む必要があり、より多くの CPU リソースも必要です。
デフォルトでは、false に設定されます。

clusteringEnabled

アプリケーションの各レプリカで Mule のクラスタ化を有効にする。少なくとも 2 つのレプリカが必要です。
デフォルトでは、false に設定されます。

memoryReserved

アプリケーションの各レプリカに割り当てるメモリ量。存在しない場合、デフォルト値は 700MB です。

例:

<deploymentSettings>
<memoryReserved>100Mi</memoryReserved>
</deploymentSettings>

これにより、100MB のメモリが各レプリカに設定されます。

memoryMax

アプリケーションの各レプリカに割り当てる最大メモリ量。memoryReserved 設定が存在する場合、この値がそれ以上であることを確認してください。

例:

<deploymentSettings>
<memoryMax>200Mi</memoryMax>
</deploymentSettings>

これにより、最大 200MB のメモリが各レプリカに設定されます。

cpuReserved

アプリケーションの各レプリカに割り当てるコア量。存在しない場合、デフォルト値は 0.5 vCore になります。

例:

<deploymentSettings>
<cpuReserved>500m</cpuReserved>
</deploymentSettings>

これにより、各レプリカで 0.5 vCore が設定されます。

cpuMax

アプリケーションの各レプリカに割り当てる最大コア量。cpuReserved 設定が存在する場合、この値がそれ以上であることを確認してください。

例:

<deploymentSettings>
<cpuMax>1000m</cpuMax>
</deploymentSettings>

これにより、最大 1 vCore が各レプリカに設定されます。

businessGroup

デプロイメントのビジネスグループ。

deploymentTimeout

デプロイメントプロセスの開始からアーチファクトがデプロイされたことの確認までの許容される経過時間 (ミリ秒)。

デフォルト値は 1000000 です。

サーバ

Anypoint Platform ログイン情報を持つ Maven サーバ。これは、Maven settings.xml ファイルに保存されたログイン情報を使用する場合のみ必要です。これは Mule サーバ名ではありません。

skip (スキップ)

ブール値。true に設定すると、プラグインデプロイメントゴールをスキップします。デフォルト値は false です。

アプリケーションを Runtime Fabric にデプロイするためにリソース割り当てを決定する方法を確認してください。

スタンドアロン Mule Runtime に Mule アプリケーションをデプロイする

  1. Mule Maven プラグインを pom.xml ファイルに追加していることを確認します。

  2. plugin 要素内で、下記のように CloudHub デプロイメントの設定を追加します。

    <plugin>
      ...
      <configuration>
        <standaloneDeployment>
      	    <muleHome>${mule.home.test}</muleHome>
            <muleVersion>${mule.version}</muleVersion>
      	</standaloneDeployment>
      </configuration>
    
    </plugin>

    この例ではプレースホルダ値を使用しています。ローカル Mule Runtime 情報を使用して各値を設定します。

  3. プロジェクトのフォルダのコマンドラインから、アプリケーションをパッケージしてデプロイゴールを実行します。

    > mvn clean package deploy -DmuleDeploy

スタンドアロンデプロイメントリファレンス

パラメータ 説明

standaloneDeployment

最上位要素。

muleVersion

ローカルマシンインスタンスで実行する Mule Runtime バージョン。
この値がデプロイメント対象で実行しているランタイムバージョンに一致しない場合、プラグインで例外が発生します。

これらの値が一致しない場合、Mule Maven プラグインは Mule Runtime をダウンロードしません。

muleHome

ローカルマシンにおける Mule Runtime インスタンスの場所。

deploymentTimeout

デプロイメントプロセスの開始からアーチファクトがデプロイされたことの確認までの許容される経過時間 (ミリ秒)。

デフォルト値は 1000000 です。

skip (スキップ)

ブール値。true に設定すると、プラグインデプロイメントゴールをスキップします。デフォルト値は false です。

Runtime Manager REST API を使用して Mule アプリケーションをデプロイする

前提条件

Runtime Manager REST API を使用したデプロイ

  1. Mule Maven プラグインを pom.xml ファイルに追加していることを確認します。

  2. plugin 要素内で、下記のように Runtime Manager デプロイメントの設定を追加します。

    <plugin>
      ...
        <configuration>
          <armDeployment>
              <uri>https://anypoint.mulesoft.com</uri>
              <target>${target}</target>
              <targetType>${target.type}</targetType>
              <username>${username}</username>
              <password>${password}</password>
              <environment>${environment}</environment>
          </armDeployment>
        </configuration>
    
    </plugin>

    この例ではプレースホルダ値を使用しています。Runtime Manager 情報を使用して各値を設定します。

  3. プロジェクトのフォルダのコマンドラインから、アプリケーションをパッケージしてデプロイゴールを実行します。

    > mvn clean package deploy -DmuleDeploy

Runtime Manager REST API デプロイメントリファレンス

パラメータ 説明

armDeployment

最上位要素。

muleVersion

アプリケーションをデプロイメント対象で実行するために必要なランタイムバージョン。
この値がデプロイメント対象で実行しているランタイムバージョンに一致しない場合、プラグインで例外が発生します。

これらの値が一致しない場合、Mule Maven プラグインは Mule Runtime をダウンロードしません。

uri

Mule Runtime インスタンスをインストールするサーバの URI。
設定しない場合、デフォルトでこの値は https://anypoint.mulesoft.com に設定されます。

target (対象)

Mule Runtime インスタンスをインストールするサーバのサーバ名。

targetType

デプロイ先の対象の種別。

有効な値:

  • サーバ

  • serverGroup

  • クラスタ

username (ユーザ名)

Mule Runtime インスタンスをインストールするサーバのユーザ名。

password (パスワード)

Mule Runtime インスタンスをインストールするサーバのパスワード。

環境

Mule Runtime インスタンスをインストールするサーバの環境名。

deploymentTimeout

デプロイメントプロセスの開始からアーチファクトがデプロイされたことの確認までの許容される経過時間 (ミリ秒)。

デフォルト値は 1000000 です。

サーバ

Anypoint Platform ログイン情報を持つ Maven サーバ。これは、Maven settings.xml ファイルに保存されたログイン情報を使用する場合のみ必要です。これは Mule サーバ名ではありません。

skip (スキップ)

ブール値。true に設定すると、プラグインデプロイメントゴールをスキップします。デフォルト値は false です。

Mule エージェントを使用して Mule アプリケーションをデプロイする

  1. Mule Maven プラグインを pom.xml ファイルに追加していることを確認します。

  2. plugin 要素内で、下記のように Mule エージェントデプロイメントの設定を追加します。

    <plugin>
      ...
      <configuration>
        <agentDeployment>
          <uri>http://localhost:9999/</uri>
        </agentDeployment>
      </configuration>
    
    </plugin>

    この例ではプレースホルダ値を使用しています。リモートサーバ情報を使用して URI 値を設定します。

  3. プロジェクトのフォルダのコマンドラインから、アプリケーションをパッケージしてデプロイゴールを実行します。

    > mvn clean package deploy -DmuleDeploy

Mule エージェントデプロイメントリファレンス

パラメータ 説明

agentDeployment

最上位要素。

muleVersion

アプリケーションをデプロイメント対象で実行するために必要なランタイムバージョン。
この値がデプロイメント対象で実行しているランタイムバージョンに一致しない場合、プラグインで例外が発生します。

これらの値が一致しない場合、Mule Maven プラグインは Mule Runtime をダウンロードしません。

uri

Mule Runtime インスタンスをインストールするサーバの URI。

deploymentTimeout

デプロイメントプロセスの開始からアーチファクトがデプロイされたことの確認までの許容される経過時間 (ミリ秒)。

デフォルト値は 1000000 です。

skip (スキップ)

ブール値。true に設定すると、プラグインデプロイメントゴールをスキップします。デフォルト値は false です。

ログイン情報の暗号化

暗号化ログイン情報は、すべてのプラットフォームのデプロイメントで使用できます: CloudHub、Runtime Fabric、Runtime Manager。 デプロイするときに暗号化ログイン情報を使用するには、Maven マスタ暗号化パスワードおよび settings-security.xml ファイルをセットアップする必要があります。

  1. Maven 設定のマスタパスワードを作成します。

    > mvn --encrypt-master-password <yourMasterPassword>

    Maven はマスタパスワードを暗号化して返します。

    {l9vZ2uM5SdgHy+H12z4pX7LEOZn3Kbnqmt3kIquLjnQ=}
  2. ~/.m2 リポジトリで settings-security.xml ファイルを作成し、暗号化マスタパスワードを追加します。

    <settingsSecurity>
      <master>{l9vZ2uM5SdgHy+H12z4pX7LEOZn3Kbnqmt3kIquLjnQ=}</master>
    </settingsSecurity>
  3. Anypoint Platform パスワードを暗号化します。

    > mvn --encrypt-password <yourAnypointPlatformPassword>

    Maven は Anypoint Platform パスワードを暗号化して返します。

    {HTWFGH5BG9QmvJ1B=}
  4. 暗号化 Anypoint Platform パスワードを settings.xml ファイルの <server> セクションに追加します。

    <settings>
     ...
      <servers>
       ...
        <server>
          <id>my.anypoint.credentials</id>
          <username>my.anypoint.username</username>
          <password>{HTWFGH5BG9QmvJ1B=}</password>
        </server>
       ...
      </servers>
     ...
    </settings>
  5. 設定デプロイメントで、settings.xml ファイルで設定されたサーバ id を挿入するログイン情報を参照します。 以下は、暗号化ログイン情報を使用した CloudHub デプロイメントの例です。

<plugin>
  ...
    <configuration>
        <cloudHubDeployment>
            <uri>https://anypoint.mulesoft.com</uri>
            <muleVersion>${mule.version}</muleVersion>
            <server>my.anypoint.credentials</server>
            <applicationName>${cloudhub.application.name}</applicationName>
            <environment>${environment}</environment>
            <properties>
                <key>value</key>
            </properties>
        </cloudHubDeployment>
    </configuration>

</plugin>
ユーザ名とパスワードがデプロイメント設定で設定されていると、定義されたサーバ id よりも優先されるため、設定されていないことを確認してください。

プラグイン実行のスキップ

デプロイメント設定内で skip フラグを true に設定することで、プラグイン実行をスキップできます。

<plugin>
  ...
  <configuration>
    <standaloneDeployment>
      <muleHome>${mule.home.test}</muleHome>
      <skip>true</skip>
    </standaloneDeployment>
  </configuration>
</plugin>

デプロイメント検証のスキップ

任意のプラットフォームデプロイメント (Cloudhub、Runtime Manager、Runtime Fabric) 内で skipDeploymentVerification フラグを true に設定することで、状況検証をスキップできます。

<plugin>
  <groupId>org.mule.tools.maven</groupId>
  <artifactId>mule-maven-plugin</artifactId>
  <version>${mule.maven.plugin.version}</version>
  <extensions>true</extensions>
  <configuration>
    <runtimeFabricDeployment>
      ...
      <skipDeploymentVerification>true</skipDeploymentVerification>
      ...
    </runtimeFabricDeployment>
  </configuration>
</plugin>

skipDeploymentVerification フラグが存在しない場合、デフォルト値は false です。
この機能は、プラグインバージョン 3.2.5 以降で使用できます。

Anypoint Runtime Manager オンプレミス TLS エラー

About Anypoint Platform Private Cloud Edition インストールの Runtime Manager のインスタンスに接続しようとすると、プラグインはそのサーバのログイン情報を検証します。トラストストアにサーバログイン情報をインストールしていない場合、SSL エラーが発生します。この問題を回避するために、非セキュアモードでプラグインを実行できます。このモードでは、セキュリティ検証がスキップされます。armInsecure タグまたは arm.insecure システムプロパティを使用できます。

非セキュア接続を有効にするのは危険です。実行内容を理解し、オンプレミスインストールがローカルネットワークに隔離されている場合を除き、使用しないでください。

下の設定例を参照してください。

<plugin>
  ...
    <configuration>
      <armDeployment>
          <target>${target}</target>
          <targetType>${target.type}</targetType>
          <username>${username}</username>
          <password>${password}</password>
          <environment>${environment}</environment>
          <armInsecure>true</armInsecure>
      </armDeployment>
    </configuration>
</plugin>

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