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Monitoring API ManagerRuntime Fabric では、以下に関する情報を提供するログファイルが生成されます。
デプロイされた Mule アプリケーション
デプロイされた API プロキシ
Runtime Fabric サービス
Kubernetes サービス
Runtime Fabric では、ログファイルに書き込まれるメッセージの重要度のレベルを指定できます。
値 | 説明 | コマンド |
---|---|---|
すべての優先度 |
すべてのメッセージをリストします。 |
なし |
ERROR |
例外が発生した場合のエラーメッセージのみをリストします。 |
priority:ERROR |
FATAL |
アプリケーションが失敗した場合の致命的なメッセージのみをリストします。 |
priority:FATAL |
INFO |
有益情報のメッセージをリストします。 |
priority:INFO |
SYSTEM |
アプリケーションとワーカーのスタートアップに関するメッセージをリストします。 |
priority:SYSTEM |
CONSOLE |
オブジェクトストアの設定など、コンソールイベントに関するメッセージをリストします。 |
priority:CONSOLE |
WARN |
警告メッセージをリストします。 |
priority:WARN |
DEBUG |
デバッグメッセージをリストします。 |
priority:DEBUG |
ログレベルは、デプロイ中に Mule アプリケーションまたは API プロキシごとに指定します。
ログレベルは、Mule アプリケーションまたは API プロキシのデプロイ時に指定します。デプロイ後にログレベルを変更することはできません。 |
Runtime Fabric で実行されているアプリケーションとサービスから出力されたログのストリームはオペレーションセンターに表示されます。ページの左にある [Logging (ログ)] に移動すると、ログインターフェースが表示されます。
オペレーションセンターを使用すると、デプロイされたアプリケーションからのログを表示できます。ログ転送がセットアップされていない場合、これが役立つ可能性があります。
オペレーションセンターの左サイドバーで [Kubernetes] をクリックします。
[Pods (ポッド)] タブをクリックします。
検索入力の近くの右ドロップダウンで、アプリケーションがデプロイされた環境 ID を選択します。
対象のアプリケーションの名前で始まるポッド名を見つけます。
ポッド名をクリックして [Logs (ログ)] を選択します。
対象のアプリケーションに検索条件が適用された [Logs (ログ)] タブにページがリダイレクトされます。
最新のログを表示するには、ページの右上にある [Refresh (更新)] ボタンをクリックします。 |
Anypoint Runtime Fabric では、アプリケーションとクラスターのログを外部のログサービスに転送できます。Runtime Fabric に組み込まれているログ転送機能を使用すると、ログデータを TCP または UDP 経由で rsyslog サーバーに送信できます。
Anypoint Runtime Fabric コンポーネントと Mule アプリケーションからのログデータを外部のログソリューションに転送し、表示、保持、およびアラート処理を一元的に行うことができます。Runtime Fabric に含まれる rsyslog
クライアントサービスでは、TCP または UDP 経由での rsyslog サーバーへのログ転送トランスミッションが提供されます。Splunk や Logstash などのログサービスでは、rysslog クライアントからログデータを受信するためのメソッドが提供されます。
Anypoint Runtime Fabric では、ダッシュボードが提供され、パフォーマンスや可用性が低下した場合に重要なメトリクスに関するアラートが表示されます。これらは、オペレーションセンターを使用して表示および調整できます。アラートを受信するには、SMTP サーバーが必要です。
ターミナルを使用して、コントローラー VM へのシェル/SSH 接続を開きます。
log-forwarder.yaml
という名前のファイルを作成します。
以下の表に基づいてカスタマイズした後、このファイルに次の内容を追加します。
kind: logforwarder version: v2 metadata: name: log-forwarder spec: address: 192.168.100.1:514 protocol: udp
環境に固有の次の値を使用します。
キー | 説明 |
---|---|
|
ログ転送ルールの名前を指定します。 |
|
ログデータを転送するエンドポイントとポートを指定します。 |
|
データの送信先のプロトコルを指定します。サポートされるプロトコルは TCP または UDP です。 |
コントローラー VM で次のコマンドを実行し、以前に作成したファイルを参照します。
gravity resource create log-forwarder.yaml
これで、ログは外部のログサービスに転送されます。