メタデータエディタ

Mule フローの一部の要素では、予想される入力および出力に関するメタデータが自動的に公開されます。
ただし、一部のコンポーネントではこのメタデータが公開されません。このため、Anypoint Studio にはメタデータエディタが用意されており、コンポーネントのメタデータを手動で定義したり、例またはスキーマを介して定義したりできます。

このメタデータは DataSense により処理され、デザイン時にフローのすべてのコンポーネントに対して公開されます。これは、アプリケーションをデバッグし、予想されるデータ構造が実際に送信される構造と異なるかどうかを知るのに役立ちます。また、スマートなオートコンプリートオプションも提供されます。
Transform Message コンポーネントのドラッグアンドドロップ UI を使用するには、その入力と出力のメタデータを定義する必要があります。

現在の Mule プロジェクトで定義したすべてのメタデータクラスがメタデータエディタに表示され、必要に応じてメタデータクラスを選択できます。

dw define type1

エディタを使用して構造を定義した場合、その種別のスキーマを暗黙的に作成したことになります。このスキーマはプロジェクトの ​src/main/resources​ フォルダに保存されます。このスキーマを Anypoint Studio で開いて自由に編集することができます。

新しい種別を作成したら、作成した任意の新しいメタデータをこの新しい種別に関連付けることができ、これにより、再定義する必要がなくなります。