CloudHub アプリケーションの CLI

コマンド 説明

環境内のすべてのアラートをリストする

アラームの履歴の情報を表示する

環境内のすべてのアプリケーションをリストする

アプリケーションの詳細を表示する

実行中のアプリケーションを停止する

アプリケーションを開始する

実行中のアプリケーションを再起動する

アプリケーションを削除する

新しいアプリケーションをデプロイする

既存のアプリケーションを変更する (必要に応じて ZIP ファイルを更新する)

指定されたディレクトリにアプリケーションをダウンロードする

アプリケーションログの末尾を表示する

CloudHub アプリケーションをコピーする

runtime-mgr:cloudhub-alert:list

> runtime-mgr:cloudhub-alert:list [flags]

このコマンドでは、現在の環境に関連付けられているすべてのアラートをリストします。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-alert-history:describe

> runtime-mgr:cloudhub-alert-history:describe [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で渡されるアラームの履歴の情報を表示します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:list

> runtime-mgr:cloudhub-application:list [flags]

このコマンドは、Anypoint Platform CLI で使用できるすべてのアプリケーションをリストします。アプリケーション、その状況、割り当てられている vCore の数、最終更新時間を返します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:describe

> runtime-mgr:cloudhub-application:describe [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で渡すアプリケーションに関する情報を表示します。
フラグ ​-o json​ を使用して、​<name>​ で指定するアプリケーションの未加工の JSON 応答を取得します。
アプリケーションのドメイン、その状況、最終更新時間、Mule バージョン、ZIP ファイル名、リージョン、監視、ワーカー、および永続的なキューや静的 IP の有効化に関する ​TRUE​ または ​FALSE​ 情報などのデータを返します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:stop

> runtime-mgr:cloudhub-application:stop  [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定する実行中のアプリケーションを停止します。 このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:start

> runtime-mgr:cloudhub-application:start [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定する実行中のアプリケーションを開始します。 このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:restart

> runtime-mgr:cloudhub-application:restart  [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定する実行中のアプリケーションを再起動します。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:delete

> runtime-mgr:cloudhub-application:delete [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定する実行中のアプリケーションを削除します。

このコマンドは、削除する前に 2 回入力を促しません。削除命令を送信する場合、確認を求められることはありません。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:deploy

> runtime-mgr:cloudhub-application:deploy  <name> <zipfile> [flags]

このコマンドは、​<name>​ で設定する名前を使用して、​<zipfile>​ で指定する Mule のデプロイ可能なアーカイブ ZIP ファイルをデプロイします。 ローカルハードドライブのデプロイ可能な ZIP ファイルの絶対パスまたは相対パスを指定する必要があります。また、アプリケーションには一意の名前を付ける必要があります。

成功すると、このコマンドの出力に ​UNDEPLOYED​ のデプロイメントの状況が含まれます。これは、CloudHub でアプリケーションが正常にアップロードされたことを示します。

このコマンドで使用できるフラグは、次のとおりです。

フラグ 説明

--runtime

ランタイム環境の名前とバージョン。
このフラグを使用して、デプロイするランタイムの名前とバージョンを指定します。
この値の例として、​2.1.1-API-Gateway​、​3.9.1-visualizer​、​4.1.1​ などが挙げられます。
(この値は、デフォルトでは最新の CloudHub Runtime バージョンとなります。)

--workers

ワーカーの数。(このデフォルト値は「1」)。

--workerSize

vCore のワーカーのサイズ。(このデフォルト値は「1」)。

--region

デプロイ先のリージョンの名前。
サポートされているすべてのリージョンのリストを取得するには、​cloudhub:region:list​ コマンドを使用します。

--property

プロパティ (​name:value​) を設定する。
設定するプロパティは引用符で囲み、文字 ​:​ および ​=​ はエスケープする必要があります。
(例: --property "salesforce.password:qa\=34534"​)。

文字 ​:​ は、プロパティの名前に使用できません。

--propertiesFile

このファイルの値ですべてのプロパティを上書きする。ファイル形式は、1 行以上の ​name:value​ 形式です。ローカルハードドライブのプロパティファイルの絶対パスを設定します。

--[no-]persistentQueues

永続的なキューを有効または無効にする (このデフォルト値は ​disabled​)。

--[no-]persistentQueuesEncrypted

永続的なキューの暗号化を有効または無効にする (このデフォルト値は ​disabled​)。

--[no-]staticIPsEnabled

静的 IP を有効または無効にする。このデフォルト値は ​disabled​。

--[no-]objectStoreV1

Object Store V1 を有効または無効にする。
objectStoreV1​ フラグを使用する場合、​objectStoreV2​ も指定することはできません。

--[no-]objectStoreV2

Object Store V2 を有効または無効にする。
objectStoreV2​ フラグを使用する場合、​objectStoreV1​ も指定することはできません。

--[no-]autoRestart

応答しない場合にアプリケーションを自動的に再起動する。このデフォルト値は ​enabled​。

--output

応答形式を指定する。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

--help

使用量情報を出力する

--timeout

タイムアウト値をミリ秒単位で設定します。​60000​ ~ ​300000​ の値を設定できます。

Anypoint Platform CLI から静的 IP を割り当てることはできません。有効化または無効化のみが可能です。

フラグを使用せずにデプロイする場合、アプリケーションはすべてのデフォルト値を使用してデプロイされます。

Mule 4.5 以降、MuleSoft は Edge と長期サポート (LTS) という 2 つの新しいリリースチャネルを導入します。新しいリリースチャネルの Mule Runtime バージョン設定スキーマは次のとおりです。

メジャー[数値] .マイナー[数値] . パッチ[数値] : ビルド[数値] チャネル[Edge の場合は e、LTS の場合はなし]

これらの値の例としては、Edge の場合は ​4.5.0:1e​、LTS の場合は ​4.6.0:1​ となります。

詳細は、release-notes::mule-runtime/lts-edge-release-cadence.adocを参照してください。

このコマンドには複数オプションのフラグがあります。コマンドで複数オプションのフラグを使用する場合は、フラグの前にパラメーターを置くか、パラメーターの前に ​`-- `​ (2 つのダッシュの後にスペース) を使用します。

runtime-mgr:cloudhub-application:modify

> runtime-mgr:cloudhub-application:modify  <name> [zipfile] [flags]

このコマンドは、既存のアプリケーションの設定を更新します。必要に応じて、新しい ZIP ファイルをアップロードして更新できます。 このコマンドでは、​deploy​ コマンドとまったく同じフラグを使用できます。

このコマンドの出力には、​Status​ (アプリケーションの以前のデプロイメントの状況の状態) が含まれます。
このコマンドには複数オプションのフラグがあります。コマンドで複数オプションのフラグを使用する場合は、フラグの前にパラメーターを置くか、パラメーターの前に ​`-- `​ (2 つのダッシュの後にスペース) を使用します。

runtime-mgr:cloudhub-application:download-logs

> runtime-mgr:cloudhub-application:download-logs [flags] <name> <directory>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるアプリケーションのログを指定のディレクトリにダウンロードします。

UI とは異なり、CLI からダウンロードするログでは、システムログとワーカーログが分離されません。

runtime-mgr:cloudhub-application:tail-logs

> runtime-mgr:cloudhub-application:tail-logs [flags] <name>

このコマンドは、アプリケーションログの末尾を表示します。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

runtime-mgr:cloudhub-application:copy

> runtime-mgr:cloudhub-application:copy <source> <target> [flags]

このコマンドは、​source​ で渡される CloudHub アプリケーションを ​target​ で渡される対象にコピーします。

引数 ​source​ および ​target​ は、​([group_id]/)<asset_id>/<version>​ の形式にする必要があります。

group_id​ が指定されていない場合、現在選択されている組織 ID がデフォルトに設定されます。

次に例を示します。

> runtime-mgr:cloudhub-application:copy Services:QA/application-1 Development:QA/application-2

application-1​ という名前のアプリケーションをサービス組織の QA 環境から開発組織の QA 環境にコピーします。
Anypoint Platform CLI でサービス組織の QA 環境を使用する場合、コマンドの ​source​ としてアプリケーション名を使用できます。

> runtime-mgr:cloudhub-application:copy application-1 Development/QA/application-2
このコマンドを実行するには、ユーザーに OS の ​/tmp​ ディレクトリ (CLI のインストール先) への参照/更新アクセス権が必要です。

このコマンドでは、デフォルトの ​--help​ および ​-f​/​--fields​ フラグ以外に次のフラグも使用できます。

フラグ 説明

--property

プロパティ (​name:value​) を設定する。

プロパティは引用符で囲み、​:​ 文字と ​=​ 文字はエスケープします。例:

--property "salesforce.password:qa\=34534"

このコマンドには複数オプションのフラグがあります。コマンドで複数オプションのフラグを使用する場合は、フラグの前にパラメーターを置くか、パラメーターの前に ​`-- `​ (2 つのダッシュの後にスペース) を使用します。
安全な隠しアプリケーションプロパティが含まれるアプリケーションをコピーする場合は、​--property​ フラグを使用して ​copy​ コマンドのプロパティを渡します。 安全な隠しアプリケーションプロパティについては、​「アプリケーションプロパティを安全に隠す」​を参照してください。