CloudHub 専用ロードバランサーの CLI

コマンド 説明

組織内のすべてのロードバランサーをリストする

ロードバランサーの詳細を表示する

ロードバランサーを作成する

ロードバランサーを開始する

ロードバランサーを停止する

ロードバランサーを削除する

証明書を既存のロードバランサーに追加する

ロードバランサーから証明書を削除する

ロードバランサーが提供するデフォルトの証明書を設定する

特定の証明書のロードバランサー設定を表示する

IP または IP の範囲をロードバランサーの許可リストに追加する

IP または IP の範囲をロードバランサーの許可リストから削除する

ロードバランサーのプロキシマッピングルールをリストする。​certificateName​ が指定されていない場合、デフォルトの SSL エンドポイントのマッピングが表示されます。

指定されたインデックスでプロキシマッピングルールを追加する。​certificateName​ が指定されていない場合、デフォルトの SSL エンドポイントのマッピングが表示されます。

プロキシマッピングルールを削除する。​certificateName​ が指定されていない場合、デフォルトの SSL エンドポイントのマッピングが表示されます。

動的 IP を有効にする

動的 IP を無効にする

サポートされているすべてのリージョンをリストする

使用可能なすべてのランタイムをリストする

cloudhub:load-balancer:list

> cloudhub:load-balancer:list [flags]

このコマンドは、Anypoint Platform のすべてのロードバランサーをリストします。ロードバランサーの名前、ドメイン、その状態、およびロードバランサーがバインドされている Anypoint VPC ID を表示します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

cloudhub:load-balancer:describe

> cloudhub:load-balancer:describe [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーに関する情報を表示します。

フラグ ​-o json​ を使用して、​<name>​ で指定するアプリケーションの未加工の JSON 応答を取得します。

ロードバランサーの名前、ドメイン、その状態、およびロードバランサーがバインドされている Anypoint VPC ID を表示します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

cloudhub:load-balancer:create

> cloudhub:load-balancer:create [flags] <vpc> <name> <certificate> <privateKey>

このコマンドは、環境変数で指定される値を使用してロードバランサーを作成します。

説明

vpc

このロードバランサーがバインドされる Anypoint VPC の名前。
Anypoint VPC 名にスペースが含まれている場合、「"」文字で囲んで渡す必要があります。

vpc-demo

name

ロードバランサーの名前。

newtestloadbalancer

certificate

ローカルハードドライブのサーバー証明書の ​.pem​ ファイルへの絶対パス。
証明書ファイルは、暗号化せずに PEM でエンコードする必要があります。

/Users/mule/Documents/cert.pem

privateKey

ローカルハードドライブのサーバー証明書の非公開キーの ​.pem​ ファイルへの絶対パス。
非公開キーファイルは、パスフレーズレスである必要があります。

/Users/mule/Documents/privateKey.pem

<name>​ で渡すロードバランサーの名前は一意である必要があります。
デフォルトでは、ロードバランサーは HTTPS で外部要求をリスンし、HTTP で内部的にワーカーと通知します。
HTTPS でリスンするように Anypoint VPC 内の Mule アプリケーションを設定している場合、​load-balancer mappings add​ コマンドを使用してマッピングリストを作成するときに ​upstreamProtocol​ が HTTPS に設定されていることを確認してください。

このコマンドでは、デフォルトの ​--help​ フラグ以外に次のフラグも受け入れます。

フラグ 説明

--http

ロードバランサーの HTTP 動作を指定する。これは ​on​ (HTTP 要求を受け入れて、設定したデフォルトの ​sslendpoint​ に転送する)、​off​ (すべての HTTP 要求を拒否する)、または ​--redirect​ (HTTPS にリダイレクトする) に設定できます。

--clientCertificate

クライアント証明書ファイル

--verificationMode

クライアント検証モードを指定する。​on​ (常に検証)、​off​ (検証しない)、または ​optional​ (検証は省略可能) に設定できます。

--crl

証明書失効リストファイル

--[no-]tlsv1

TLSv1、TLSv1.1、TLSv1.2 をサポートする

--[no-]dynamic-ips

再起動後は保持されない動的 IP を使用する。

CloudHub は、オンライン証明書状況プロトコル (OCSP) を実装しません。証明書失効リストを最新の状態に保つには、 CloudHub API​ を使用してプログラムで証明書を更新することをお勧めします。

設定に関する詳細は、​「SSL エンドポイントと証明書の設定」​を参照してください。

cloudhub:load-balancer:start

> cloudhub:load-balancer:start [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーを開始します。
このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:stop

> cloudhub:load-balancer:stop [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーを停止します。
このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:delete

> cloudhub:load-balancer:delete [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーを削除します。

このコマンドは、削除する前に 2 回入力を促しません。削除命令を送信する場合、確認を求められることはありません。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:add

> cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:add [flags] <name> <certificate> <privateKey>

このコマンドは、渡される証明書と非公開キーを使用して、SSL エンドポイントを ​<name>​ で指定されるロードバランサーに追加します。

説明

name

ロードバランサーの名前。

newtestloadbalancer

certificate

ローカルハードドライブの証明書の ​.pem​ ファイルへの絶対パス。
証明書ファイルは、暗号化せずに PEM でエンコードする必要があります。

/Users/mule/Documents/cert.pem

privateKey

ローカルハードドライブの非公開キーの ​.pem​ ファイルへの絶対パス。
非公開キーファイルは、パスフレーズレスである必要があります。

/Users/mule/Documents/privateKey.pem

CloudHub は、オンライン証明書状況プロトコル (OCSP) を実装しません。証明書失効リストを最新の状態に保つには、 CloudHub API​ を使用してプログラムで証明書を更新することをお勧めします。

このコマンドでは、デフォルトの ​--help​ フラグ以外に次のフラグも受け入れます。

フラグ 説明

--clientCertificate

クライアント証明書ファイル

--verificationMode

クライアント検証モードを指定する。​on​ (常に検証)、​off​ (検証しない)、または ​optional​ (検証は省略可能) に設定できます。

--crl

証明書失効リストファイル

--tlsv1

TLSv1、TLSv1.1、TLSv1.2 をサポートする

設定に関する詳細は、​「SSL エンドポイントと証明書の設定」​を参照してください。

cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:remove

> cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:remove [flags] <name> <certificateName>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーから ​<certificateName>​ で指定される SSL 証明書を削除します。

このコマンドは、削除する前に 2 回入力を促しません。削除命令を送信する場合、確認を求められることはありません。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:set-default

> cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:set-default [flags] <name> <certificateName>

このコマンドは、​<name>​ で渡されるロードバランサーのデフォルトの証明書として ​<certificateName>​ で指定される証明書を設定します。

このコマンドでは、デフォルトの ​--help​ フラグ以外に次のフラグも受け入れます。

フラグ 説明

--http

ロードバランサーの HTTP 動作を指定する

cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:describe

> cloudhub:load-balancer:ssl-endpoint:set-describe [flags] <name> <certificateName>

このコマンドは、​<certificateName>​ で指定される証明書の ​<name>​ で渡されるロードバランサーの設定に関する情報を表示します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

cloudhub:load-balancer:allowlist:add

> cloudhub:load-balancer:allowlist:add [flags] <name> <cidrBlock>

このコマンドでは、​<cidrBlock>​ で指定される IP アドレスの範囲を ​<name>​ で指定されるロードバランサーの許可リストに追加します。

許可リストは、CN 証明書レベルではなく、ロードバランサーレベルで動作します。 CIDR 表記​の形式の IP アドレスのみを渡してください。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:allowlist:remove

> cloudhub:load-balancer:allowlist:remove <name> <cidrBlock>

このコマンドでは、​<cidrBlock>​ で指定される IP または IP アドレスの範囲を ​<name>​ で指定されるロードバランサーの許可リストから削除します。

このコマンドは、削除する前に 2 回入力を促しません。削除命令を送信する場合、確認を求められることはありません。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:mappings:describe

> cloudhub:load-balancer:mappings:describe <name> [certificateName]

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーのマッピングルールをリストします。
certificateName​ が渡されない場合、Anypoint Platform CLI はデフォルトの SSL エンドポイントのマッピングを返します。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

cloudhub:load-balancer:mappings:add

> cloudhub:load-balancer:mappings:add [flags] <name> <index> <inputUri> <appName> <appUri> [certificateName]

このコマンドは、​certificateName​ フラグで渡される CN の ​<name>​ で指定されるロードバランサーにプロキシマッピングルールを追加します。
certificateName​ が渡されない場合、Anypoint Platform CLI はマッピングをデフォルトの SSL エンドポイントに追加します。

説明

name

ルールが適用されるロードバランサーの名前。

testloadbalancer

inputUri

入力 URL の URI の名前

example.com

appName

要求が転送される出力 URL のアプリケーションの名前

{app}-example

appUri

要求が転送される出力 URL のアプリケーションの URI

/

上の例の値の場合、​my-superapp.api.example.com/status?limit=10​ への入力コールでアプリケーションのエンドポイント ​my-superapp-example: /status?limit=10​ がコールされます。

このコマンドでは、​--upstreamProtocol​ フラグも使用できます。 --upstreamProtocol​ フラグは、内部的にロードバランサーと通信するためにアプリケーションで使用されるプロトコルを設定します。アップストリームプロトコルが設定されていない場合、HTTP がデフォルトとして使用されます。

フラグ 説明

--upstreamProtocol <protocol>

HTTP ポート 8091 または HTTPS ポート 8092 でアップストリームアプリケーションを確認する。 サポートされている値: http​、​https

--certificateName <certificate name>

省略可能なフラグ

cloudhub:load-balancer:mappings:remove

> cloudhub:load-balancer:mappings:remove [flags] <name> <index> [certificateName]

このコマンドは、​<index>​ で指定される優先度インデックスおよび ​certificateName​ フラグとして指定される CN で、​<name>​ で指定されるロードバランサーからプロキシマッピングルールを削除します。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

certificateName​ が渡されない場合、Anypoint Platform CLI はデフォルトの SSL エンドポイントのマッピングを削除します。

cloudhub:load-balancer:dynamic-ips:enable

> cloudhub:load-balancer:dynamic-ips:enable [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーの動的 IP を有効にします。 このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:load-balancer:dynamic-ips:disable

> cloudhub:load-balancer:dynamic-ips:disable [flags] <name>

このコマンドは、​<name>​ で指定されるロードバランサーの動的 IP を無効にします。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。

cloudhub:region:list

> cloudhub:region:list [flags]

このコマンドは、サポートされているすべてのリージョンをリストします。

このコマンドには ​--output​ フラグを使用できます。​--output​ フラグを使用して、応答形式を指定します。サポートされている値は、​table​ (デフォルト) および ​json​ です。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ も受け入れます。

cloudhub:runtime:list

> cloudhub:runtime:list [flags]

このコマンドは、サポートされているすべてのランタイムをリストします。

このコマンドでは、デフォルトのフラグ ​--help​ のみを受け入れます。