Anypoint CLI 4.x のインストール

コマンドを実行する前に、npm から Anypoint CLI をインストールする必要があります。次のガイドラインに従ってインストールします。

  1. 前提条件のソフトウェアをインストールします。​これは Anypoint CLI のインストールに進む前に行います。

  2. Anypoint CLI 4.x パッケージをインストールします。​このパッケージには、すべてのデフォルトのプラグインが含まれます。

  3. デフォルト以外のプラグインまたはデフォルトのプラグインの新しいバージョンをインストールします。​これは、Anypoint CLI 4.x のインストール後に必要に応じて行います。

  4. インストールを確認します​。

  5. 必要に応じて、使用しない​プラグインをアンインストール​するか、使用されなくなったシステムから ​Anypoint CLI をアンインストールします​。

始める前に

Anypoint CLI は Node.js で構築され、Node JavaScript プラットフォームのパッケージマネージャーである npm を使用してインストールされます。

必要なバージョンは次のとおりです。

  • Node.js バージョン 16.0.0 ~ 18.14.0

  • npm バージョン 7 以降

前提となるソフトウェアをインストールするには、次の操作を実行します。

システムの設定によっては、npm コマンドを正常に実行するには、管理者ログイン情報を使用したログインが必要な場合があります。

コアパッケージとデフォルトのプラグインをインストールする

次のコマンドを実行して、Anypoint CLI コアパッケージとすべてのデフォルトのプラグインをインストールします。​「プラグインのリスト」​を参照してください。

npm install -g anypoint-cli-v4

プラグインを個別にインストールする

Anypoint CLI 4.x コアパッケージをインストールしたら、デフォルト以外のプラグインまたはデフォルトのプラグインの新しいバージョンを次のようにインストールできます。

anypoint-cli-v4 plugins:install <plugin-name>

たとえば、アカウントプラグインをインストールするには、次のコマンドを使用します。

anypoint-cli-v4 plugins:install anypoint-cli-account-plugin

プラグインのリスト

Anypoint CLI を使用して次のプラグインをインストールできます。

プラグイン 説明

anypoint-cli-account-plugin

アカウントコマンドのトピック

anypoint-cli-api-mgr-plugin

API Manager コマンドのトピック

anypoint-cli-cloudhub-plugin

CloudHub コマンドのトピック

anypoint-cli-designcenter-plugin

Design Center コマンドのトピック

anypoint-cli-exchange-plugin

Exchange コマンドのトピック

anypoint-cli-governance-plugin

API Governance コマンドのトピック

anypoint-cli-runtime-mgr-plugin

Runtime Manager コマンドのトピック

anypoint-cli-datagraph-plugin

Anypoint DataGraph コマンドのトピック

インストールの確認

Anypoint CLI をインストールしたら、コマンドを使用して次のようにインストールを確認できます。

コアパッケージバージョンを表示する

コアパッケージのバージョンを表示するには、次のコマンドを実行します。

anypoint-cli-v4 --version

出力には、インストールされているコアパッケージのバージョンが次のように表示されます。

anypoint-cli-v4/1.x.x <OS-version> node-v16.x.x

インストールされたプラグインのリストを表示する

プラグインのインストールを確認し、インストールされたすべてのプラグインのリストを表示するには、次のコマンドを使用します。

anypoint-cli-v4

出力の ​TOPICS​ セクションに、インストールされたプラグインが表示されます。次の例は、アカウントプラグインのみがインストールされていることを示しています。

VERSION
  anypoint-cli-v4/x.x.x linux-x64 node-v14.17.6

USAGE
  $ anypoint-cli-v4 [COMMAND]

TOPICS
  account  Show details of a business group. If "name" is omitted, defaults to the current session's business group
  plugins  list installed plugins

COMMANDS
  conf     manage configuration
  help     display help for anypoint-cli
  plugins  list installed plugins

すべてのバージョン情報を表示する

インストールされたプラグインのリストと完全なバージョン情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

anypoint-cli-v4 plugins --core

出力には、バージョン情報が表示されます。

$ anypoint-cli-v4 plugins --core
@oclif/plugin-help 5.1.15 (core)
@oclif/plugin-not-found 2.3.4 (core)
@oclif/plugin-plugins 2.1.2 (core)
@oclif/plugin-version 1.1.3 (core)
anypoint-cli-account-plugin 1.0.0 (core)
anypoint-cli-api-mgr-plugin 1.0.0 (core)
anypoint-cli-cloudhub-plugin 1.0.0 (core)
anypoint-cli-command 1.0.1 (core)
anypoint-cli-designcenter-plugin 1.0.2 (core)
anypoint-cli-exchange-plugin 1.0.0 (core)
└─conf-cli 0.1.9 (core)
anypoint-cli-runtime-mgr-plugin 1.0.0 (core)
anypoint-cli-v4 1.0.2 (core)

プラグインをアンインストールする

たとえば、定期的に使用するものだけに数を減らしたい場合は、プラグインをアンインストールします。

プラグインをアンインストールするには、次のコマンドを実行します。

anypoint-cli-v4 plugins:uninstall anypoint-cli-<plugin-name>-plugin

たとえば、次のコマンドはアカウントプラグインをアンインストールします。

anypoint-cli-v4 plugins:uninstall anypoint-cli-account-plugin

「プラグインのリスト」​を参照してください。

Anypoint CLI をアンインストールする

Anypoint CLI が使用されなくなったシステムから、Anypoint CLI をアンインストールすることをお勧めします。

Anypoint CLI をアンインストールするには、次のコマンドを実行します。

npm uninstall -g anypoint-cli-v4