Custom Event (<tracking:custom-event/>)

メタデータと重要業績評価指標 (KPI) をカスタムビジネスイベントを介してフローに追加します。

KPI については、Anypoint Runtime Manager インターフェースで容易に検索できる名前を使用し、代表値を使用します (任意の Mule 式を使用できます)。

名前 Expression / Value (式 / 値)

employee-id

#[payload['ID']]

employee-email

#[payload['Email']]

employee-git-id

#[payload['GITHUB_ID']]

price

700

price-after-discount

#[vars.price]

order-id

#[payload.order.header.orderID]

コンポーネント XML

このコンポーネントは、次の XML 構造をサポートします。

<tracking:custom-event
    event-name=""
    doc:name="Custom event"
    doc:id="akfkag" />

Custom Business Event (​<tracking:custom-event/>​) 属性は UI および XML で設定できます。

属性名 属性 XML 説明

Custom event (カスタムイベント)​ (デフォルト)

doc:name

キャンバスに表示されるコンポーネントの編集可能な名前。

なし

doc:id

コンポーネントの自動生成された識別子。

Event name (イベント名)

event-name

追跡するイベントの名前。

Inherits (継承)

inherits

なし

Meta data (メタデータ)

metaData

なし

Target Variable (対象変数)

target

メッセージデータを格納する変数の名前。数字、文字、アンダースコアのみを使用できます。たとえば、名前にハイフンは使用できません。 Mule ドキュメントの Enrich Data with Target Variablesを参照してください。

Target Value (対象値)

targetValue

対象変数に格納するデータの値。このデフォルト値はメッセージペイロード (payload) です。この項目は、変数が受け入れるすべての値を受け入れます。サポートされているデータ型、DataWeave の式、​payload​、​attributes​、​message​ キーワードが該当しますが、​vars​ キーワードは対象外です。 Mule ドキュメントの Enrich Data with Target Variablesを参照してください。

子要素 ​<tracking:meta-data/>​ 属性は UI および XML で設定できます。

属性名 属性 XML 説明

なし

key

KPI の名前。

なし

value

KPI の値。

次の例では、追跡イベントと KPI を設定します。

<tracking:custom-event doc:name="Custom Business Event" event-name="New order">
	<tracking:meta-data key="order-id" value="#[payload.order.header.orderID]" />
</tracking:custom-event>