Asana Connector リファレンス

Asana は、あらゆる規模のチームが日常業務、スケジュール、成果物を管理できるようにする SaaS ベースのプロジェクト管理ツールです。

Connections (接続)

システムに接続するには、それがデータの取得元であるかデータの取得先であるかに関係なく、そのシステムに必要なログイン情報を使用して接続を作成する必要があります。通常、フロー内の異なるシステムに接続し、接続が必要になるたびに各接続を再利用できます。

このシステムでは、接続のために次のログイン情報が必要です。

Connection Name (接続名)

この接続の詳細を把握するのに役立つ接続名を入力します。 1 つのフローおよび複数のフローで接続を複数回再利用できます。接続の作成後、ログイン情報は非表示になります。そのため、この接続を他の接続と簡単に区別できる名前を付けると役立ちます。

接続は自分にのみ表示されます。コンポーザーアプリケーションの他のユーザーは、独自の接続を作成する必要があります。

定期的に使用していない場合、古い接続が期限切れになることがあります。Asana によって、接続が有効な時間が設定されます。

Username (ユーザー名)

Asana にログインするために使用する OAuth ユーザー名。

Password (パスワード)

Asana にログインするために使用する OAuth パスワード。

トリガー

各フローは、​スケジューラー​または​トリガー​によって開始します。スケジューラーはデフォルトの頻度である 15 分に設定されます。トリガー (例:「each time a new record is created (新規レコードが作成されるたび)」) はユーザーが定義し、システム内のデータに関連する複数のオプションがあります。

トリガーは、ポーリングプロセスを使用して外部システムからの最新情報を能動的にチェックします。ポーリングの頻度は 15 秒に 1 回です。

このシステムでは、次のトリガーオプションが提供されます。

New or updated task (新規または更新されたタスク)

タスクが作成されたとき、または既存のタスクが更新されたときに起動します。

Polling Frequency (ポーリング頻度)

このコネクタのトリガーでは、​[Polling Frequency (ポーリング頻度)]​ 項目が必須です。この項目により、アクティブなフローのレコードの変更を検索するためにコンポーザーが基盤となるシステム API に対して要求を実行する頻度を選択できます。組織のフローごとに異なるポーリング頻度を選択できます。頻度が短くなると、フローの実行頻度は高くなりますが、より多くの ​『API コール』​がコンシュームされます。たとえば、注文管理フローがある場合、15 秒のポーリング間隔 (5760 API コール/日) で達成できるほぼリアルタイムの更新が必要になる可能性があります。これに対して、フローで価格設定カタログを更新する場合、1 時間ごと (24 API コール/日) にフローをポーリングすれば済みます。

アクション

システムに接続してトリガーを定義するか、スケジューラーを設定した後に、フローが実行するアクション (Workday から Salesforce へのレコードのコピーなど) を定義します。実行できるアクションは、接続しているシステムによって異なります。

このシステムでは次のアクションが提供されます。

Create new task (新規タスクの作成)

新しいタスクレコードを作成します。

新しいタスクレコードを作成する場合、ユーザー ID とタスク ID の両方の値をソースシステムに保存し、それをタスクレコードの更新時に使用します。

Update task (タスクの更新)

完了して更新されたタスクレコードを返します。

カードにコンポーネントを追加します。

タスクにコメントして、質問したり、追加情報を提供したり、インサイトを提供したりします。コメントはカードに表示されます。

カスタム項目

カスタム項目はサポートされていません。MuleSoft Composer を使用して、Asana レコードで設定したアクションとトリガーの標準項目値にアクセスできます。