Anypoint DataGraph の用語

次の用語は、一部は GraphQL 辞書からのものであり、Anypoint DataGraph のしくみを理解するのに役立ちます。

用語 使用方法

API スキーマ

RAML または OAS の API 仕様から Anypoint DataGraph によって生成された API スキーマには、API 仕様で定義した GET リソースとエンティティのコレクション、およびそれらのリレーションが含まれています。

統合スキーマ

統合スキーマは、ユーザが Anypoint DataGraph に多様な API スキーマを追加して消費者がその項目を照会できるようにした、種別の一元的なコレクションで、最新の状態で維持されます。

オブジェクト種別

スキーマで最も一般的な種別であるオブジェクト種別は、GET 応答の一部として返される API 仕様のエンティティを表します。

列挙種別

列挙種別は、API 仕様で定義した特定の値のセットのみを返します。

結合種別

結合種別は、他のオブジェクト種別を使用してデータのインスタンスを説明します。結合種別は 1 つ以上の特定のオブジェクト種別で構成されます。

クエリ種別

クエリ種別は、要求を行うときの API スキーマへのエントリポイントです。この種別には、API 仕様で定義したクエリメソッドが含まれます。

クエリメソッド

API 仕様で定義された各一意の GET エンドポイントは、クエリを開始するために使用するクエリメソッドによって表されます。

項目

項目は、API 仕様でオブジェクト種別に対して定義するプロパティです。

レベル-1 種別

API スキーマでは、レベル-1 種別はクエリメソッドによって直接返すことができるオブジェクト種別です。

ネストされた種別

API スキーマでは、レベル-1 種別のクエリメソッドを介してのみネストされた種別にアクセスできます。ネストされた種別は、クエリメソッドによって直接返されません。

コラボレーション

レベル-1 オブジェクト種別でのコラボレーションを有効にすることで、他の種別とその種別をリンクおよびマージできるようにします。コラボレーションにより、つながりの増した統合スキーマを作成できるため、コンシューマのクエリエクスペリエンスがより効率的になります。

コラボレーションは、レベル-1 オブジェクト種別でのみ可能です。

リンク

リンクにより、異なるオブジェクトを説明する 2 つの関連する種別の項目を結合し、それらをつなぎ合わせることができます。

マージ

種別のマージにより、類似の種別を 1 つの種別に結合して項目やデータセットを拡張し、クエリ結果を向上させることができます。