filter

DataWeave 2.1 は Mule 4.1 と互換性があります。 Mule 4.1 の標準サポートは 2020 年 11 月 2 日に終了しました。このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2022 年 11 月 2 日にその​​すべてのサポートが終了します。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

filter(Array<T>, (item: T, index: Number) -> Boolean): Array<T>

リスト (配列) から一致する項目のみを返す式を適用することで、リストを絞り込みます。

式は ​true​ または ​false​ を返す必要があります。式が要素に対して ​true​ を返す場合、 その要素はリストに残ります。要素に対して ​false​ を返す場合、 その要素は結果から除外されます。

パラメータ

名前 説明

items

絞り込むリスト (配列)。

criteria

item​ (項目) と ​index​ (インデックス) を受け入れ、要素を残す必要がある場合は ​true​ を返す関数。

次の例では、​2​ より大きい要素すべての配列を返します。

ソース

[9,2,3,4,5] filter (myitem, myindex) -> (myitem > 2)

出力

[9,3,4,5]

次の例では、​2​ より大きいインデックスで検出された要素すべての配列を 返します。

ソース

[9,2,3,4,5] filter ((myitem, myindex) -> (myindex > 2))

出力

[4,5]

次の例では、​1​ より大きいインデックス (​$$​) で検出された、値が ​5​ 未満の要素すべての配列を返します。

ソース

%dw 2.0
output application/json
---
[9, 2, 3, 4, 5] filter (($$ > 1) and ($ < 5))

出力

[3,4]

filter(Null, (item: Nothing, index: Nothing) -> Boolean): Null

filter​ を null 値に使用できるようにするヘルパー関数。