maxBy

DataWeave 2.1 は Mule 4.1 と互換性があります。 Mule 4.1 の標準サポートは 2020 年 11 月 2 日に終了しました。このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2022 年 11 月 2 日にその​​すべてのサポートが終了します。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

maxBy(Array<T>, (item: T) -> Comparable): T | Null

特定のリスト (配列) 内の比較可能な要素の最大値を返します。

リストが空の場合は null を返します。リスト内の項目が比較可能でない場合は、 エラーを返します。

パラメータ

名前 説明

item

特定の配列内の要素 (型が ​Number​ (数値)、​Boolean​ (ブール)、​DateTime​ (日時)、​LocalDateTime​ (ローカル日時)、​Date​ (日付)、​LocalTime​ (ローカル時刻)、​Time​ (時刻)、​TimeZone​ (タイムゾーン) のいずれか)。​$​ で参照できます。

次の例では、配列のオブジェクト (キー-値ペア) 内の最大値を返します。​item.a​ を使用してオブジェクトの値にアクセスしています。ソースの式を 次のように記述することもできます。 ​[ { "a" : 1 }, { "a" : 3 }, { "a" : 2 } ] maxBy $.a

ソース

%dw 2.0
output  application/json
---
[ { "a" : 1 }, { "a" : 3 }, { "a" : 2 } ] maxBy ((item) -> item.a)

出力

{ "a" : 3 }