scan

DataWeave 2.1 は Mule 4.1 と互換性があります。 Mule 4.1 の標準サポートは 2020 年 11 月 2 日に終了しました。このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2022 年 11 月 2 日にその​​すべてのサポートが終了します。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

scan(String, Regex): Array<Array<String>>

特定の文字列内で検出されたすべての一致を含むリスト (配列) を返します。

各一致は、完全一致の後に正規表現のキャプチャグループ (存在する場合) が 含まれる配列として返されます。

パラメータ

名前 説明

text

スキャンするテキスト (​String​ (文字列) 型)。

regex

テキスト内で検索するパターンを記述する正規表現。

次の例では、​regex​ (正規表現) でメールアドレスが記述されます。2 つの キャプチャグループ (​@​ より前の文字と後の文字) が含まれます。入力配列内の 2 つのメールアドレスと一致する配列が作成されます。各一致は 3 つの要素からなる配列です。1 つ目はメールアドレス全体、 2 つ目と 3 つ目は ​regex​ (正規表現) キャプチャグループと一致する部分です。

ソース

%dw 2.0
output application/json
---
"hello" : "anypt@mulesoft.com,max@mulesoft.com" scan /([a-z]*)@([a-z]*).com/

出力

{
  "hello": [
    [
      "anypt@mulesoft.com",
      "anypt",
      "mulesoft"
    ],
    [
      "max@mulesoft.com",
      "max",
      "mulesoft"
    ]
  ]
}