hashWith

DataWeave 2.1 は Mule 4.1 と互換性があります。 Mule 4.1 の標準サポートは 2020 年 11 月 2 日に終了しました。このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2022 年 11 月 2 日にその​​すべてのサポートが終了します。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

hashWith(Binary, String): Binary

指定されたアルゴリズムを使用してバイナリコンテンツのハッシュを計算します。

これらの名前を ​algorithm​ 引数として使用できます。

名前 説明

MD2

RFC 1319 [http://www.ietf.org/rfc/rfc1319.txt] で定義される MD2 メッセージダイジェストアルゴリズム。

MD5

RFC 1321 [http://www.ietf.org/rfc/rfc1321.txt] で定義される MD5 メッセージダイジェストアルゴリズム。

SHA-1、SHA-256、SHA-384、SHA-512

FIPS PUB 180-2 [http://csrc.nist.gov/publications/fips/index.html] で定義されるハッシュアルゴリズム。SHA-256 は衝突攻撃に対する 128 ビットのセキュリティを提供するための 256 ビットハッシュ関数で、SHA-512 は 256 ビットのセキュリティを提供するための 512 ビットハッシュ関数です。384 ビットハッシュは、SHA-512 の出力を切り捨てることによって取得できます。

パラメータ

名前 説明

content

暗号化するバイナリ入力値。

algorithm

content​ を暗号化するために使用するアルゴリズムの名前。この値は ​String​ です。デフォルトは ​SHA-1​ です。

次の例では、MD2 アルゴリズムを使用してバイナリ値を暗号化します。

ソース

%dw 2.0
import dw::Crypto
output application/json
---
{ "md2" : Crypto::hashWith("hello" as Binary, "SHA-256") }

出力

{ "md2": "\ufffd\u0004ls\ufffd\u00031\ufffdh\ufffd}8\u0004\ufffd\u0006U" }