match

DataWeave 2.2 は Mule 4.2 と互換性があり、Mule 4.2 にバンドルされています。 このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2023 年 5 月 2 日にその すべてのサポート​が終了しました。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

match(String, Regex): Array<String>

Java 正規表現 (regex) を使用して文字列を照合して各キャプチャグループに分割します。結果を配列で返します。

match​ は、 case ステートメントを含むパターン一致式で使用できます。

パラメーター

名前 説明

text

文字列。

matcher

text​ 内の文字を照合する Java 正規表現。

次の例の正規表現は入力のメールアドレスを照合し、括弧内に 2 つのキャプチャグループ (​@​ の前と後) を含みます。結果は要素の配列です。1 つ目は正規表現全体と一致し、2 つ目は正規表現内の最初のキャプチャグループ (​​) と一致し、3 つ目は最後のキャプチャグループ (​[a-z]​) と一致します。

ソース

%dw 2.0
output application/json
---
"me@mulesoft.com" match(/([a-z]*)@([a-z]*).com/)

出力

[
  "me@mulesoft.com",
  "me",
  "mulesoft"
]

次の例では、末尾が ​4​ である配列内の値への一致を出力します。これは ​flatMap​ を使用して、リストを反復処理し、フラット化します。

ソース

%dw 2.0
var a = '192.88.99.0/24'
var b = '192.168.0.0/16'
var c = '192.175.48.0/24'
output application/json
---
[ a, b, c ] flatMap ( $ match(/.*[$4]/) )

出力

[  "192.88.99.0/24", "192.175.48.0/24" ]