Mule 型 (Mule)

DataWeave 2.2 は Mule 4.2 と互換性があり、Mule 4.2 にバンドルされています。 このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2023 年 5 月 2 日にその すべてのサポート​が終了しました。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

定義 説明

Error

type Error = { description?: String, detailedDescription?: String, errorType?: ErrorType, childErrors?: Array<Error> }

エラーを表す複合型。

  • description?: String​ (説明): エラーの簡潔な説明。

  • detailedDescription?: String​: エラーの詳細な説明。このメッセージには、Java 例外に固有の情報が含まれる可能性があります。

  • errorType?: ErrorType​: エラーの種別を返します。

  • childErrors?: Array<Error>​: 子エラーが含まれます (ある場合)。たとえば、 Scatter-Gather ルーターは、そのすべてのルーティングエラーを子として集約し、エラーをスローする場合があります。

失敗したすべてのコンポーネントがエラーを集約するとは限らないため、この型では空のコレクションが返される可能性があります。

ErrorType

type ErrorType = { identifier?: String, namespace?: String, parentErrorType?: ErrorType }

Mule コンポーネントがスローする可能性があるエラーの種別。

  • エラー種別には、エンドユーザーが Mule 設定で指定できる ​identifier​ 文字列が含まれます。

  • すべてのエラーが ​namespace​ に属するため、同じ ​identifier​ 文字列を持ち、別の名前空間に属するエラーとの競合が回避されます。

  • エラー種別はより一般的なエラー種別の特殊化である可能性があり、この場合、​parentErrorType​ はより一般的なエラー種別を返します。この種別は、エラーハンドラー内でエラー種別を照合するときに使用されます。このため、エラー処理で一般的なエラー種別を選択した場合、より特殊化されたエラー種別も処理されます。

Message (メッセージ)

type Message = Object {class: "org.mule.runtime.api.message.Message"}

Mule メッセージを表す型。