Runtime (dw::Runtime)

DataWeave 2.2 は Mule 4.2 と互換性があり、Mule 4.2 にバンドルされています。 このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2023 年 5 月 2 日にその すべてのサポートLeaving the Site​が終了しました。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

『標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード』​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

このモジュールには、DataWeave エンジンを操作する関数が含まれています。

このモジュールを使用するには、DataWeave コードにインポートする必要があります。その方法として、たとえば、行 ​import * from dw::Runtime​ を DataWeave スクリプトの ヘッダーに追加します。

関数

名前 説明

『fail』

指定されたメッセージと共に例外をスローします。

『failIf』

エバリュエーターの式が ​true​ を返す場合は、指定されたメッセージでエラーを生成し、それ以外の場合は値を返します。

『locationString』

指定された値の位置の文字列を返します。

『orElse』

previous​ の try 結果が失敗の場合は ​orElse​ の結果を返し、失敗でない場合は ​previous​ の結果を返します。

『orElseTry』

複数の ​try​ をチェーニングするために try で使用される関数

『prop』

指定された名前のプロパティの値を返すか、プロパティが定義されていない場合は ​null​ を返します。

『props』

Mule Runtime に設定されたすべてのプロパティを返します。

『try』

デリゲート関数を評価し、オブジェクトと結果を返すか、エラーメッセージを返します。

『wait』

指定されたタイムアウト (ミリ秒) の間、実行を停止します。