テキスト Java プロパティ形式

MIME タイプ: text/x-java-properties

ID: properties

テキスト Java プロパティ形式では、Java プロパティファイルを解析します。この形式は、単純なキー-値ペアを表します。DataWeave では、文字列値が含まれるオブジェクトとしてこれらのペアを表します。

例: プロパティファイルを DataWeave 形式 (dw) で表す

次の例は、DataWeave でプロパティファイルを表す方法を示しています。

次の text/x-java-properties データは、プロパティファイルから取得します。このファイルには、ホストとポートの値を提供するキー-値ペアが含まれます。このコンテンツは、DataWeave スクリプトへの入力ペイロードとして機能します。

host=localhost
port=1234properties

この DataWeave スクリプトは、text/x-java-properties 入力ペイロードを DataWeave (dw) 形式と MIME タイプに変換します。このスクリプトは、文字列を返します。

%dw 2.0
output application/dw
---
payloaddataweave

出力は、DataWeave (dw) 形式のオブジェクトになります。オブジェクトには、text/x-java-properties 入力と一致するキー-値ペアのコレクションが含まれます。出力では、値が引用符で囲まれています。

{
    host: "localhost",
    port: "1234"
}dataweave

DataWeave では、テキスト Java プロパティ形式の次の設定プロパティがサポートされています。

この形式のリーダープロパティはありません。

テキスト Java プロパティ形式では、出力データの書き込みの指示を提供するプロパティを使用できます。

パラメーター型デフォルト説明

パラメーター	型	デフォルト	説明
`bufferSize`	`Number`	`8192`	ライターバッファのサイズ。
`deferred`	`Boolean`	`false`	`true` に設定すると、DataWeave は出力をデータストリームとして生成し、スクリプトの実行はそれがコンシュームされるまで延期されます。有効な値は、`true` または `false` です。
`encoding`	`String`	`null`	使用するライターのエンコード。

bufferSize

Number

8192

ライターバッファのサイズ。

deferred

Boolean

false

true に設定すると、DataWeave は出力をデータストリームとして生成し、スクリプトの実行はそれがコンシュームされるまで延期されます。有効な値は、true または false です。

encoding

String

null

使用するライターのエンコード。

Java プロパティ形式では、次の MIME タイプがサポートされています。

MIME タイプ

MIME タイプ
`*/x-java-properties`
`*/properties`

*/x-java-properties

*/properties