write
write(value: Any, contentType: String = "application/dw", writerProperties: Object = {}): String | Binary
値を、サポートされる形式で文字列またはバイナリとして記述します。
指定された形式 (MIME タイプ) での値のシリアル化表現の文字列またはバイナリを返します。この関数では、入力とは異なる形式に記述することができます。データはこの新しい形式で検証される必要があります。検証されない場合、エラーが発生します。たとえば、application/xml コンテンツは application/json 形式内では有効ではありませんが、text/plain は有効になる可能性があります。
すべてのテキストベースのデータ形式 (XML、JSON、CSV など) では String 値を、すべてのバイナリ形式 (Excel、MultiPart、OctetStream など) では Binary 値を返します。
パラメーター
| 名前 | 説明 |
|---|---|
|
記述する値。サポート対象の任意のデータ型の値を使用できます。 |
|
記述でサポートされる形式 (または MIME タイプ)。デフォルト: |
|
省略可能: ライター設定プロパティを設定します。ライター設定プロパティ (および他のサポートされる MIME タイプ) については、 「サポートされるデータ形式」を参照してください。 |
例
この例では、文字列 world をプレーンテキスト (text/plain") で記述します。文字列は、キー hello を含む JSON オブジェクトの値として出力されます。
ソース
%dw 2.0
output application/json
---
{ hello : write("world", "text/plain") }DataWeave出力
{ "hello": "world" }JSON例
次の例では、JSON 入力を取り込み、ペイロードを CSV 形式で記述します。区切り文字にはパイプ (|) を使用し、ヘッダー (JSON オブジェクトのキーと一致する) を含めます。
スクリプトで "header":false を使用すると、出力には Name|Email|Id|Title ヘッダーが含まれません。
ソース
%dw 2.0
output application/xml
---
{ "output" : write(payload, "application/csv", {"header":true, "separator" : "|"}) }DataWeave入力
[
{
"Name": "Mr White",
"Email": "white@mulesoft.com",
"Id": "1234",
"Title": "Chief Java Prophet"
},
{
"Name": "Mr Orange",
"Email": "orange@mulesoft.com",
"Id": "4567",
"Title": "Integration Ninja"
}
]JSON出力
<?xml version="1.0" encoding="US-ASCII"?>
<output>Name|Email|Id|Title
Mr White|white@mulesoft.com|1234|Chief Java Prophet
Mr Orange|orange@mulesoft.com|4567|Integration Ninja
</output>XML