field

field(opts: {| name: String, value: Any, mime?: String, fileName?: String |}): MultipartPart

指定されたパート名、そのパートの入力コンテンツ、形式 (または MIME タイプ)、および省略可能なファイル名を使用して、​MultipartPart​ データ構造を作成します。

このバージョンの ​field​ 関数は、パラメーター名をキーとして使用するオブジェクトの配列として引数を受け入れます。例: Multipart::field({name:"order",value: myOrder, mime: "application/json", fileName: "order.json"})

パラメーター

名前 説明

opts

以下を指定するオブジェクトの配列。

  • name​ (必須): パートの ​Content-Disposition​ ヘッダーの一意の名前。

  • value​ (必須): パートのコンテンツの値。

  • mime​ (文字列の場合は省略可能): パート内のコンテンツに適用する MIME タイプ (例: application/json​)。この設定を使用して、JSON から XML など、入力の種別を変換できます。

  • fileName​ (省略可能): パートの ​Content-Disposition​ ヘッダー内の ​filename​ パラメーターに指定できるファイル名の値。

次の例では、パートを含む ​Multipart​ データ構造を作成します。

ソース

%dw 2.0
import dw::module::Multipart
output multipart/form-data
var firstPart = "content for my first part"
var secondPart = "content for my second part"
---
{
  parts: {
    part1: Multipart::field({name:"myFirstPart",value: firstPart}),
    part2: Multipart::field("mySecondPart", secondPart)
  }
}
DataWeave

出力

------=_Part_320_1528378161.1542639222352
Content-Disposition: form-data; name="myFirstPart"
content for my first part
------=_Part_320_1528378161.1542639222352
Content-Disposition: form-data; name="mySecondPart"
content for my second part
------=_Part_320_1528378161.1542639222352--
json

次の例では、2 つのパートを生成します。最初のパート (​order​) はコンテンツを JSON 形式で出力し、パートのファイル名 (​order.json​) を提供します。2 番目のパート (​clients​) はコンテンツを XML 形式で出力し、ファイル名を提供しません。また、この例では、関数の名前空間を関数名に追加する必要があります。例: Multipart::field

ソース

出力

------=_Part_8032_681891620.1542560124825
Content-Type: application/json
Content-Disposition: form-data; name="order"; filename="order.json"

[
  {
    "order": 1,
    "amount": 2
  },
  {
    "order": 32,
    "amount": 1
  }
]
------=_Part_8032_681891620.1542560124825
Content-Type: application/xml
Content-Disposition: form-data; name="clients"

<clients>
  <client>
    <id>1</id>
    <name>Mariano</name>
  </client>
  <client>
    <id>2</id>
    <name>Shoki</name>
  </client>
</clients>
------=_Part_8032_681891620.1542560124825--
txt

field(name: String, value: Any, mime: String = "", fileName: String = ""): MultipartPart

指定されたパート名、そのパートの入力コンテンツ、形式 (または MIME タイプ)、および省略可能なファイル名を使用して、​MultipartPart​ データ構造を作成します。

このバージョンの ​field​ 関数は、次のようにカンマ区切りリストで引数を受け入れます。

Multipart::field("order", myOrder,"application/json", "order.json")`
txt

パラメーター

名前 説明

opts

以下を指定するパラメーターのセット。

  • name​ (必須): パートの ​Content-Disposition​ ヘッダーの一意の名前。

  • value​ (必須): パートのコンテンツの値。

  • mime​ (文字列の場合は省略可能): パート内のコンテンツに適用する MIME タイプ (例: application/json​)。この種別を使用して入力種別を変換できます。

  • fileName​ (省略可能): パートの ​Content-Disposition​ ヘッダー内の ​filename​ パラメーターに指定できるファイル名の値。

次の例では、2 つのパートを生成します。最初のパート (​order​) はコンテンツを JSON 形式で出力し、パートのファイル名 (​order.json​) を提供します。2 番目のパート (​clients​) はコンテンツを XML 形式で出力し、ファイル名を提供しません。この ​field​ の例と前述の ​field​ の例の唯一の違いは、メソッドに引数を渡す方法です。また、この例では、関数の名前空間を関数名に追加する必要があります。例: Multipart::field

ソース

出力

------=_Part_4846_2022598837.1542560230901
Content-Type: application/json
Content-Disposition: form-data; name="order"; filename="order.json"

[
  {
    "order": 1,
    "amount": 2
  },
  {
    "order": 32,
    "amount": 1
  }
]
------=_Part_4846_2022598837.1542560230901
Content-Type: application/xml
Content-Disposition: form-data; name="clients"

<clients>
  <client>
    <id>1</id>
    <name>Mariano</name>
  </client>
  <client>
    <id>2</id>
    <name>Shoki</name>
  </client>
</clients>
------=_Part_4846_2022598837.1542560230901--
txt