Database Connector での XA トランザクションの使用

Database Connector のグローバル設定で ​[Use XA Transactions (XA トランザクションを使用)]​ 項目を有効にすると、データベース用 Anypoint Connector (Database Connector) では拡張アーキテクチャトランザクション (XA トランザクション) を使用するオプションが提供されます。

始める前に

始める前に、​XA トランザクション​について理解していることを確認します。

Use XA Transactions (XA トランザクションを使用)

[Use XA Transactions (XA トランザクションを使用)]​ 項目は、​[Derby Connection (Derby 接続)]​、​[Generic Connection (汎用接続)]​、​[Microsoft SQL Server Connection (Microsoft SQL Server 接続)]​、​[MySQL Connection (MySQL 接続)]​、および ​[Oracle Connection (Oracle 接続)]​ のデータベースグローバルコネクタ設定で有効にすることができます。 データソース参照接続​については、​「XA トランザクションモードでのデータソース参照接続」​を参照してください。

[Use XA Transactions (XA トランザクションを使用)]​ を有効にすると、接続プーリングも作成されます。

次の例は、Anypoint Studio で ​[MySQL Connection (MySQL 接続)]​ の ​[Use XA Transactions (XA トランザクションを使用)]​ を設定する方法を示しています。

  1. Studio で、​[Global Elements (グローバル要素)]​ タブに移動します。

  2. [Create (作成)]​ をクリックします。

  3. 検索バーに「​database​」(データベース) と入力します。

  4. [Database Config (データベース設定)]​ を選択します。

  5. [OK]​ をクリックします。

  6. [Global Element Properties (グローバル要素のプロパティ)]​ ウィンドウの ​[Connection (接続)]​ 項目で ​[MySQL Connection (MySQL 接続)]​ を選択します。

  7. [Transactions (トランザクション)]​ タブを選択します。

  8. [Use XA Transactions (XA トランザクションを使用)]​ を選択します。これは、作成したデータソースで XA トランザクションをサポートする必要があるかどうかを示します。
    この実装により Enhydra XADatasource が作成されます。

  9. [General (一般)]​ および ​[Advanced (詳細)]​ タブで他の必須のデータベース設定を定義します。

  10. [OK]​ をクリックします。

選択した [XA Transactions (XA トランザクション)] 項目の使用

設定 XML​ エディターウィンドウでは、設定は次のように記述されます。

<db:config name="Database_Config" doc:name="Database Config" >
		<db:derby-connection useXaTransactions="true" />
	</db:config>