接続モードでの Flex Gateway 設定キャッシュの設定

スケールアップ時間を短縮して弾力性を高められるように、Flex Gateway ではそのゲートウェイ設定を Redis 共有ストレージにキャッシュできます。Flex レプリカでは、レプリカごとに Anypoint Platform から設定を直接ダウンロードするのではなく、キャッシュされたゲートウェイ設定を使用します。デフォルトでは、設定キャッシュは有効になっていません。

Flex Gateway 設定キャッシュは次のように動作します。

  1. 最初の Flex レプリカの開始後に、レプリカが Anypoint Platform から設定をダウンロードし、設定を暗号化して、Redis に保存します。

  2. 後続のレプリカの開始後は、Anypoint Platform からダウンロードするのではなく、ローカルにキャッシュされた設定を使用します。

  3. Anypoint Platform で Flex Gateway 設定が変更されると、レプリカは Anypoint Platform から必要な設定をダウンロードし、他のレプリカですぐに使用できるように Redis に保存します。

キャッシュが設定されていて Redis エラーが発生した場合、レプリカごとに Anypoint Platform から設定を直接ダウンロードします。Flex Gateway が Anypoint Platform から切断されている場合、Flex Gateway では接続が回復されるまでキャッシュされた設定を使用します。

Flex Gateway 設定キャッシュを有効化する

  1. Redis 共有ストレージが設定されていることを確認します。

  2. FLEX_DATASOURCE_CONTROL_NODE_ENABLED=true​ 環境変数を有効にします。