Flex Gateway のアップグレード

Flex Gateway は、Linux サービスとして、Docker コンテナで、または Kubernetes クラスターからアップグレードできます。

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Flex Gateway をアップグレードする場合はダウンタイムが生じます。

Linux サービスとしてのアップグレード

Flex Gateway は、標準パッケージとして配布できます。次の手順に従って、Flex Gateway を特定のバージョンまたは最新バージョンにアップグレードしてください。

Linux サービスとして Flex Gateway をアップグレードまたはダウングレードするには、次の手順を実行します。

  1. 利用可能なパッケージのリストを更新します。

    sudo apt update

    選択可能なバージョンをリストするには、次のコマンドを実行します。

    apt list -a flex-gateway
  2. Flex Gateway を更新します。

    • 最新バージョンに更新する場合:

      sudo apt --only-upgrade -y install flex-gateway
    • 特定バージョンに更新する場合:

      sudo apt --only-upgrade -y install flex-gateway=<version>
    • ダウングレードバージョンに更新する場合:

      sudo apt --only-upgrade -y --allow-downgrades install flex-gateway=<version>
  3. サービスを再起動します。

    sudo systemctl restart flex-gateway

Docker コンテナでのアップグレード

Docker コンテナを更新することはできませんので、新しいバージョンが必要な場合は、新しいイメージバージョンで新しいコンテナを作成し、古いコンテナを置き換えてください。

新しいイメージバージョンは、 mulesoft/flex-gateway​ のリンクから入手できます。

Kubernetes クラスターでのアップグレード

  1. それぞれのチャートリポジトリでチャートを更新します。

    helm repo up
  2. 次のコマンドを (必要な箇所を実際の情報に置き換えて) 実行し、リリースを新しいバージョンの Helm チャートに更新します。

    helm upgrade -n <namespace> <release_name> flex-gateway/flex-gateway --wait