Google Drive Connector 1.1 - Mule 4

Google ドライブ用 Anypoint Connector (Google Drive Connector) を使用すれば、Google ドライブ (ドライブ) とオンプレミスまたはクラウドの他のエンタープライズアプリケーション間でビジネスプロセスを自動化できます。Google Drive Connector を使用すれば、ドライブとの間でプログラムを使用して内容および関連情報にアクセスしてアップロードできます。

ドライブを使用すれば、ドキュメント、スライド、画像、オーディオ、動画を含めてすべてのファイルをクラウドに保存し、バックアップできます。クラウドネイティブのアプリケーションとシームレスに統合され、チームは Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのアプリケーションを使用して効率的なコラボレーションをリアルタイムで実現できます。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Google Drive Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Google ドライブ API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • Google ドライブにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Studio バージョン 4.2.1 以降

コネクタの一般的なユースケース

Google ドライブをメッセージング、CRM、ITSM などのエンタープライズ IT ツールと統合して、強力なビジネスプロセスを自動化する。次のことを実現できる可能性があります。

  • 販売活動の改善

    販売契約を Salesforce CRM システムで受信したときにドライブに自動的にアップロードして取引デスクなどの他のチームと共有してレビューを受けられるように、契約承認プロセスを自動化します。

  • チーム間コラボレーションの強化

    製品仕様、契約、法的補遺などの新しいコンテンツがドライブ内の特定のフォルダーにアップロードされたときに Slack や Microsoft Teams、およびメールを使用して関連するチームやチームメンバーに自動的に通知します。

  • エンタープライズコンテンツの保護

    CRM、メール、マーケティングツールなどの他のエンタープライズシステムから適切に保護されたコンテンツをドライブフォルダーに自動的にアップロードします。これにより、ドライブがすべてのコンテンツの 1 つの情報源となるため、IP 漏れが最小限に抑えられます。

認証種別

Google Drive Connector では OAuth 2.0 認証接続種別を使用し、この認証種別では保護されたデータにアクセスするために認証サーバーによって提供されたアクセストークンが使用されます。