Microsoft .NET Connector 3.1 - Mule 4

Microsoft .NET 用 Anypoint Connector (Microsoft .NET Connector) を使用すると、Mule アプリケーションでネイティブの .NET コードを実行できます。

このコネクタは、Java ネイティブインターフェース (JNI) を使用して .NET コードを実行します。JNI は Java 仮想マシン (JVM) と、ホストのオペレーティングシステムで実行されるネイティブアプリケーションとの間の高速プロセス間通信を可能にします。

このコネクタは ​Execute​ という 1 つの操作をサポートします。この操作を使用すると、ユーザーは実行するクラスやメソッドを選択し、そのメソッドに対応する引数を渡すことができます。

このコネクタでは、スタンドアロンデプロイメントのみがサポートされます。このコネクタでは、CloudHub または Runtime Fabric デプロイメントはサポートされません。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • .NET API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下にアクセスできる必要があります。

  • .NET の対象リソース

  • Anypoint Studio バージョン 4.1.1 以降

コネクタの一般的なユースケース

このコネクタの一般的なユースケースを次に挙げます。

  • 既存のバイナリアセンブリ (DLL) でコードを変更せずに実行する

  • インテグレーションアプリケーションの機能を拡張する新しい .NET コードを開発する

例については、​「例」​を参照してください。

対象者

次のステップ

前提条件を満たし、サンプルを試したら、​Anypoint Studio​ で独自のアプリケーションを作成してコネクタを設定できます。