Microsoft Teams Connector 1.1 - Mule 4

Microsoft Teams 用 Anypoint Connector (Microsoft Teams Connector) により、Microsoft Teams API にアクセスできます。このコネクタは、Microsoft Teams API によって提供されるほとんどの一般的な操作を公開します。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Microsoft Teams Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Microsoft Teams API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • 対象リソースにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Studio バージョン 7.3.5 以降

コネクタの一般的なユースケース

  • 通知の送信

    別のサービスで新しいリソースが作成または変更された場合 (Salesforce の新規ケースが作成された場合など)、Microsoft Teams でユーザーに通知されます。

  • 従業員のオンボーディング

    多数の人が同時に雇用され、人事に新入社員に関する情報が含まれる Gmail のメールまたは Google スプレッドシートのスプレッドシートがある場合、HR はメールまたはスプレッドシートを使用して、次のようなさまざまなアクションをトリガーできます。

    • ユーザーをワークスペースに追加する

    • すべての新入社員のチャネルを作成し、そのチャネルを使用して、重要なオンボーディング情報をすぐに新入社員と共有する

    • オンボーディングの完了後に新入社員のチャネルをアーカイブする

      オンボーディングプロセスが完了したら、次のオンボーディングプロセスのためにリソースを解放または再利用できます。

  • ビジネスプロジェクトの新しいチームの作成

    新しいビジネスプロジェクトのチームを作成して、チームメンバーの管理を合理化および自動化します。次に例を示します。

    • 新しいビジネスプロジェクトの新しいチームが作成されたら、クライアントは Microsoft Teams を使用してすばやく自動的にこの新しいチームを統合できます。

    • 各新規従業員が雇用されてチームが作成されたら、クライアントは Microsoft Teams を使用して、新入社員を統合する一連のアクションを自動的に実行できます。

    • チームメンバーが離脱または別のチームに移動した場合、クライアントは Microsoft Teams 内で自動化された一連のステップを実行してこの変更を反映させることができます。

    • ビジネスプロジェクトが終了したら、そのビジネスプロジェクトに割り当てられている Microsoft Teams 内のリソースを再利用または削除できます。

    • マネージャーが雇用されるか、交代した場合、チームの対応するグループオーナーを変更できます。

認証種別

Microsoft Teams Connector 接続では、次の OAuth 2.0 許可種別が使用されます。

  • OAuth 2.0 認証コード許可種別。Microsoft ID プラットフォームのアクセストークンを使用して認証を行います。

  • OAuth 2.0 クライアントログイン情報許可種別。アプリケーションの ID を使用して Web でホストされるリソースにアクセスします。