Microsoft MSMQ Connector リファレンス - Mule 4

MSMQ Connector は、典型的な 2 層クライアントサーバーアーキテクチャ、Mule Runtime で実行されるコネクタまたはクライアント、サーバー側で実行される Windows ゲートウェイを使用します。Windows ゲートウェイは、MSMQ からメッセージを送受信するための HTTP Web API を公開します。

MSMQ Receiver Configuration (MSMQ 受信者設定)

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

Msmq

この設定に指定できる接続種別。

x

Message Count (メッセージ数)

Number (数値)

x

Polling Frequency (ポーリング頻度)

Number (数値)

ゲートウェイからメッセージを取得するポーリング頻度 (ミリ秒)。

x

Message Formatter (メッセージフォーマッター)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • なし

  • ActiveXMessageFormatter

メッセージをエンコードまたはデコードするために使用する MSMQ メッセージフォーマッター。

x

Message Delivery (メッセージ配信)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NoAcknowledgement

  • AtLeastOnce

ゲートウェイからメッセージを受信するときのメッセージ配信モード。

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

ExpirationPolicy

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Runtime で期限切れに相当するとみなされます。これは、インスタンスが有効期限の対象となった瞬間にプラットフォームでそのインスタンスが期限切れになるということではありません。ランタイムによって適切と判断されたときに、インスタンスがパージされます。

MSMQ 接続種別

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Gateway Service Address (ゲートウェイサービスアドレス)

String (文字列)

x

Gateway Access Token (ゲートウェイアクセストークン)

String (文字列)

x

Queue Name (キュー名) (省略可能)

String (文字列)

UNC パスまたは FormatName 表記のキュー名。例: .\private$\myqueue

Impersonation Username (偽装ユーザー名) (省略可能)

String (文字列)

Impersonation Password (偽装パスワード) (省略可能)

String (文字列)

Ignore SSL Warnings (SSL 警告を無視)

Boolean (ブール)

false

Reconnection (再接続)

Reconnection (再接続)

アプリケーションがデプロイされると、すべてのコネクタで接続テストが実行されます。true に設定されている場合、関連する再接続戦略をすべて実行した後にテストに合格しないと、デプロイメントが失敗します。

関連付けられたソース

  • msmq

MSMQ Sender Configuration (MSMQ 送信者設定)

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Name (名前)

String (文字列)

この設定の名前。コネクタはこの名前の設定を参照します。

x

Connection (接続)

Msmq

この設定に指定できる接続種別。

x

Message Formatter (メッセージフォーマッター)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • なし

  • ActiveXMessageFormatter

メッセージをエンコードまたはデコードするために使用する MSMQ メッセージフォーマッター。

x

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

ExpirationPolicy

動的設定インスタンスがアイドル状態を続けられる最小時間を設定します。この時間が経過すると、Runtime で期限切れに相当するとみなされます。これは、インスタンスが有効期限の対象となった瞬間にプラットフォームでそのインスタンスが期限切れになるということではありません。ランタイムによって適切と判断されたときに、インスタンスがパージされます。

MSMQ 接続種別

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Gateway Service Address (ゲートウェイサービスアドレス)

String (文字列)

x

Gateway Access Token (ゲートウェイアクセストークン)

String (文字列)

x

Queue Name (キュー名) (省略可能)

String (文字列)

UNC パスまたは FormatName 表記のキュー名。例: .\private$\myqueue

Impersonation Username (偽装ユーザー名) (省略可能)

String (文字列)

Impersonation Password (偽装パスワード) (省略可能)

String (文字列)

Ignore SSL Warnings (SSL 警告を無視)

Boolean (ブール)

false

Reconnection (再接続)

Reconnection (再接続)

アプリケーションがデプロイされると、すべてのコネクタで接続テストが実行されます。true に設定されている場合、関連する再接続戦略をすべて実行した後にテストに合格しないと、デプロイメントが失敗します。

関連操作

  • 送信

Send 操作

<msmq:send>

キューに指定されたメッセージを送信します。

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Queue Name (キュー名)

String (文字列)

Message Formatter (メッセージフォーマッター)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • なし

  • ActiveXMessageFormatter

メッセージフォーマッター。

Payload (ペイロード)

Binary (バイナリ)

送信するメッセージ。

#[payload​]

Impersonation Username (偽装ユーザー名)

String (文字列)

(省略可能) 入力すると、MSMQ にアクセスするときにユーザー名が偽装されます。ユーザー名の形式は、ローカルコンピューターユーザーは ​[username]​、ドメインユーザーは ​[DOMAIN]\[username]​ を使用します。

Impersonation Password (偽装パスワード)

String (文字列)

(省略可能) 入力すると、MSMQ にアクセスするときにユーザーのパスワードが偽装されます。

Time to be received (受信までの時間)

Number (数値)

(省略可能) メッセージの有効期間 (秒)。0 は、メッセージが期限切れにならないことを意味します。

0

Time to reach queue (キュー到達時間)

Number (数値)

(省略可能) メッセージがゲートウェイから宛先キューに到達するまでの許容時間を表す期間 (秒)。0 は、メッセージが期限切れにならないことを意味します。

0

Reconnection Strategy (再接続戦略)

  • reconnect (再接続)

  • reconnect-forever (繰り返し再接続)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

次の設定の場合

  • msmq-sender-config

スロー

  • MSMQ:CONNECTIVITY

  • MSMQ:RETRY_EXHAUSTED

ソース

Msmq

<msmq:msmq>

パラメーター

名前 説明 デフォルト値 必須

Configuration (設定)

String (文字列)

使用する設定の名前。

x

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

RedeliveryPolicy

同じメッセージの再配信を処理するためのポリシーを定義します。

Streaming Strategy (ストリーミング戦略)

  • repeatable-in-memory-stream

  • repeatable-file-store-stream

  • non-repeatable-stream

反復可能なストリームとその動作を使用するように設定します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

  • reconnect (再接続)

  • reconnect-forever (繰り返し再接続)

接続エラーが発生した場合の再試行戦略。

出力

Any (任意)

Attributes Type (属性型)

Any (任意)

次の設定の場合

  • msmq-receiver-config

Reconnection (再接続)

項目 説明 デフォルト値 必須

Fails Deployment (デプロイに失敗)

Boolean (ブール)

アプリケーションがデプロイされると、すべてのコネクタで接続テストが実行されます。true に設定されている場合、関連する再接続戦略をすべて実行した後にテストに合格しないと、デプロイメントが失敗します。

Reconnection Strategy (再接続戦略)

  • reconnect (再接続)

  • reconnect-forever (繰り返し再接続)

使用する再接続戦略。

Reconnect (再接続)

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続する頻度 (ミリ秒)。

Count (数)

Number (数値)

再接続の試行回数。

blocking (ブロック)

Boolean (ブール)

false の場合、再接続戦略が個別の非ブロックスレッドで実行されます。

true

Reconnect Forever (繰り返し再接続)

項目 説明 デフォルト値 必須

Frequency (頻度)

Number (数値)

再接続する頻度 (ミリ秒)。

blocking (ブロック)

Boolean (ブール)

false の場合、再接続戦略が個別の非ブロックスレッドで実行されます。

true

Expiration Policy (有効期限ポリシー)

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Idle Time (最大アイドル時間)

Number (数値)

有効期限の対象となるまで、動的設定インスタンスがアイドル状態を維持できる最大時間のスカラー時間値。

Time Unit (時間単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • NANOSECONDS (ナノ秒)

  • MICROSECONDS (マイクロ秒)

  • MILLISECONDS (ミリ秒)

  • SECONDS (秒)

  • MINUTES (分)

  • HOURS (時間)

  • DAYS (日)

maxIdleTime 属性の時間単位。

Redelivery Policy (再配信ポリシー)

項目 説明 デフォルト値 必須

Max Redelivery Count (最大再配信数)

Number (数値)

正常に処理されずにプロセス失敗メッセージがトリガーされるまでにメッセージを再配信できる最大回数。

Use Secure Hash (セキュアハッシュを使用)

Boolean (ブール)

再配信されたメッセージの識別にセキュアハッシュアルゴリズムを使用するかどうか。

Message Digest Algorithm (メッセージダイジェストアルゴリズム)

String (文字列)

使用するセキュアハッシュアルゴリズム。設定しない場合、デフォルトの SHA-256 になります。

Id Expression (ID 式)

String (文字列)

メッセージがいつ再配信されたのかを判断するために使用する 1 つ以上の式を定義します。このプロパティは、useSecureHash が false の場合にのみ設定できます。

Object Store (オブジェクトストア)

ObjectStore

各メッセージの再配信カウンターが保存されるオブジェクトストア。

Repeatable In Memory Stream (反復可能なメモリ内ストリーム)

項目 説明 デフォルト値 必須

Initial Buffer Size (初期バッファサイズ)

Number (数値)

ストリームをコンシュームしてランダムにアクセスするために割り当てられるメモリ量。ストリームにこのバッファを超えるデータが含まれる場合、バッファは bufferSizeIncrement 属性に従って上限の maxInMemorySize まで拡張されます。

Buffer Size Increment (バッファサイズ増分)

Number (数値)

バッファサイズが初期サイズを超えた場合に、どれだけ拡張するか。値を 0 以下に設定すると、バッファが拡張されません。つまり、バッファがフルになると、​STREAM_MAXIMUM_SIZE_EXCEEDED​ エラーが発生します。

Max Buffer Size (最大バッファサイズ)

Number (数値)

使用するメモリの最大量。これを超えると、​STREAM_MAXIMUM_SIZE_EXCEEDED​ エラーが発生します。0 以下の値は無制限を意味します。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

これらのすべての属性の単位。

Repeatable File Store Stream (反復可能なファイルストアストリーム)

項目 説明 デフォルト値 必須

Max In Memory Size (最大メモリ内サイズ)

Number (数値)

データをメモリ内に保持するためにストリームで使用する最大メモリを定義します。これを超えると、ディスクへのコンテンツのバッファが開始されます。

Buffer Unit (バッファ単位)

Enumeration (列挙)。次のいずれかになります。

  • BYTE (バイト)

  • KB

  • MB

  • GB

maxInMemorySize で表される単位。