First Successful ルーター

First Successful ルーターは、いずれかのルートが正常に実行されるまで、設定されている処理ルートのリストのルートを反復処理します。1 つの処理ルートが実行に失敗すると (エラーをスローします)、ルーターは次に設定されているルートを実行します。

設定されているルートがいずれも正常に実行されないと、First Successful ルーターはエラーをスローします。

First Successful ルーターの設定例

4 つの処理ルートが設定されている First Successful ルーターの例を示します。

上の例は次のように実行されます。

  1. 最初のルートが実行され、存在しないファイルを読み取ろうとしたため失敗します。

  2. 2 つ目のルートは、存在しない変数にアクセスしようとしたため失敗します。

  3. 3 つ目のルートは正常に実行され、​successfulRoute​ 変数に ​3​ を設定します。

  4. First Successful ルーターは、いずれかのルートが正常に完了した時点で実行を終了するため、4 つ目のルートは実行されません。