Mule のダウンロード、インストール、アップグレード

Mule をダウンロードしてインストールする前に、サポートされている JDK がインストールされていることを確認してください。 この例では、Mule 4.3 に推奨の AdoptOpenJDK 8 を使用しています。

$ java -version
openjdk version "1.8.0_212"
OpenJDK Runtime Environment (AdoptOpenJDK)(build 1.8.0_212-b03)
OpenJDK 64-Bit Server VM (AdoptOpenJDK)(build 25.212-b03, mixed mode)

Mule のダウンロード

  1. Mule 4 のバイナリファイルを次のリンクからダウンロードして展開します。

  2. 環境変数の ​MULE_HOME​ を、ファイルを展開したフォルダ内の ​mule​ ディレクトリに設定します。

    バージョン 4.3.0 を ​Downloads​ ディレクトリに展開した場合の例を示します。

    • Windows 環境:

      $ env:MULE_HOME="C:\Downloads\mule-enterprise-standalone-4.3.0"
    • Linux/Unix 環境:

      $ export MULE_HOME=~/Downloads/mule-enterprise-standalone-4.3.0

MULE_HOME​ 設定を永続化するための手順はオペレーティングシステムによって異なります。

Mule の実行

次のコマンドを実行することで、お使いの環境で Mule がエラーなく動作するかどうかを確認できます。

  • Windows 環境:

    %MULE_HOME%\bin\mule.bat
  • Linux/Unix 環境:

    $ $MULE_HOME/bin/mule

これらのコマンドは、Mule をフォアグランドで実行し、起動スクリプトによってターミナルの標準出力に情報が表示されます。Mule の動作中は、他のコマンドを実行することはできません。

Mule を停止するには、スクリプトが動作しているターミナルで ​CTRL-C​ を押します。

Mule バージョンの更新、アップグレード、移行

MuleSoft では Mule の新しいメジャーリリース、マイナーリリース、パッチリリースバージョンだけでなく、Mule のパッチリリースへの月 1 回の更新がリリースされます。この更新には、最新のバグ修正とセキュリティの機能強化が含まれています。