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Monitoring API ManagerNetSuite Connector をバージョン 11.x にアップグレードして新機能を使用します。
NetSuite Connector 10.x では、入力として Java オブジェクトを受信し、NetSuite が理解できるようにオブジェクトを内部的に XML に変換してメタデータを解決していました。NetSuite Connector 11.x では、変換しなくても XML メタデータが直接解決されます。
この変更により、コネクタ操作の入力および出力メタデータが変更され、対応する SOAP API 操作のリクエストボディおよびレスポンスボディと同様になりました。Studio の DataSense エクスプローラーを使用して、メタデータ項目をドラッグアンドドロップできます。これにより、対応する名前空間とタグが自動的に生成されます。
また、バージョン 11 では、REST ベースの操作が除外されています。
On Deleted Object、On Modified Object、および On New Object ソースの [Page Size (ページサイズ)] 項目が削除されました。各ソースで出力メタデータの 1 つのレコードのみが返されるようになりました。
高度な操作の変更は次のとおりです。
操作 | 変更 |
---|---|
Change Email |
出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトを返します。 |
Change Password |
出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトを返します。 |
Get Account Governance Info |
出力メタデータの GetAccountGovernanceInfoResult オブジェクトを返します。 |
Get Data Center URLs |
出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトを返します。 |
Get Integration Governance Info |
出力メタデータの GetIntegrationGovernanceInfoResult オブジェクトを返します。 |
Get Server Time |
出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトを返します。 |
各操作で出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトが返されるようになりました。非同期操作の他の変更は次のとおりです。
操作 | 変更 |
---|---|
Async Add List |
[Record Type (レコードタイプ)] 項目と [Records (レコード)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Async Delete List |
[Deleted Base Ref Types (削除される基本参照種別)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Async Delete List Records |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Async Delete List 操作を使用して、入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で recordRef または baseRefType を指定します。 |
Async Get List |
[Retrieved Base Ref Types (取得される基本参照種別)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Async Get List Records |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Get List 操作を使用して、入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目でレコードタイプとして |
Async Initialize List |
[Initialize Records (レコードを初期化)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Async Search |
[Search Record (検索レコード)] 項目と [Criteria (条件)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Async Update List |
[Record Type (レコードタイプ)] が [Type (タイプ)] に名称変更されました。レコード属性が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Async Upsert List |
[Record Type (レコードタイプ)] が [Type (タイプ)] に名称変更されました。レコード属性が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目で関連する値を指定するようになりました。 |
Check Async Status |
変更はありません。 |
Get Async Result |
変更はありません。 |
各招待者操作で出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトが返されるようになりました。招待者操作の他の変更は次のとおりです。
操作 | 変更 |
---|---|
Update Invitee Status |
[Event ID (イベント ID)] 項目と [Status (状況)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目でこれらの値を指定するようになりました。 |
Update Invitee Status List |
[Record Type (レコードタイプ)] 項目と [Invitee Statuses (招待者の状況)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目でこれらの値を指定するようになりました。 |
各項目操作で XML メタデータの NetSuiteSoapAttributes オブジェクトが返されるようになりました。招待者操作の他の変更は次のとおりです。
操作 | 変更 |
---|---|
Get Budget Exchange Rates |
指定された期間の予算換算レートのリストを返す新しい操作。 |
Get Customization Id |
特定のカスタマイズ種別で使用できるカスタマイズの ID を返す新しい操作。 |
Get Currency Rate |
[Rate Filter (レート検索条件)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目でこの値を指定するようになりました。 |
Get Item Availability |
[Record (レコード)] 項目と [If Modified Since (更新基準日)] 項目が削除されました。入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目でこれらの値を指定するようになりました。 |
Get Posting Transaction Summary |
|
レコード操作の変更は次のとおりです。
操作 | 変更 |
---|---|
Add File |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Add 操作を使用して、入力メタデータの [Message (メッセージ)] 項目でレコードタイプとして |
Add List |
|
Add Record |
|
Add Record Objects |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Add List 操作を使用します。 |
Attach Record |
|
Delete (削除) |
|
Delete List |
|
Delete Record |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Delete 操作を使用します。 |
Delete Records List |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Delete List 操作を使用します。 |
Detach Record |
|
Get |
|
Get Custom Record |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Get 操作を使用します。 |
Get Deleted Records |
|
Get List |
|
Get Record |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Get 操作を使用します。 |
Get Records |
出力メタデータの NetsuiteSoapAttributes オブジェクトを返します。 |
Get Select Value |
出力メタデータのペイロードの getSelectValueResponse オブジェクトを返します。 |
Get Saved Search |
|
Initialize |
|
Initialize List |
|
検索 |
|
Update List |
|
Update Record |
|
Update Records List |
この操作は削除されました。同等の機能を得るには、Update List 操作を使用します。 |
Upsert List |
|
Upsert Record |
|
以前のバージョンのコネクタからアップグレードする場合は、Anypoint Studio の右下隅にある「Updates Available
(変更あり)」ポップアップメッセージをクリックして画面の指示に従うことができます。
次の手順に従ってアップグレードを実行することもできます。
Anypoint Studio で、Mule プロジェクトを作成します。
[Mule Palette (Mule パレット)] で、[Search in Exchange (Exchange 内を検索)] をクリックします。
[Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)] で、検索項目に「netsuite
」と入力します。
[Available modules (使用可能なモジュール)] で、[NetSuite] を選択して [Add (追加)] をクリックします。
Studio はコネクタを自動的にアップグレードします。
[Finish (完了)] をクリックします。
Mule プロジェクトの pom.xml
ファイルで、NetSuite Connector 連動関係バージョンが 11.0.0
であることを確認します。
設定で [Request Based (要求ベース)] または [Token (トークン)] 認証が使用されていることを確認します。
このバージョンのコネクタのエラーコードに関する軽微な変更に対処するようにエラー処理が更新されていることを確認します。
更新された操作とソースは、「操作の変更」および「変更されたソース」を参照してください。
影響のある操作やソースをインテグレーションで使用している場合は、必要な変更を加えて新しいインターフェースに準拠してください。
公開済みのクラスのパッケージが com.mulesoft.connector.netsuite.extension.api
に変更されたため、操作の入力用のオブジェクトを作成するすべての DataWeave マッピングを更新する必要があります。
また、オブジェクトの出力を変換するマッピングも更新する必要があります。
コネクタの最新バージョンをインストールしたら、アップグレードを確認します。
Studio の [Problems (問題)] または [Console (コンソール)] ビューでエラーがないことを確認します。
プロジェクトの pom.xml
ファイルに問題がないことを確認します。
接続をテストして、操作が機能することを確認します。
以前のバージョンの NetSuite Connector に戻す必要がある場合、プロジェクトの pom.xml
で mule-netsuite-connector
連動関係バージョン 10.0.0
を以前のバージョンに変更します。
また、操作に加えた変更を以前の状態に戻します。