NetSuite Restlet Connector のトラブルシューティング - Mule 4

NetSuite Restlet 用 Anypoint Connector (NetSuite Restlet Connector) を使用する場合、次の問題が発生することがあります。

アプリケーション起動中の接続テストの失敗

アプリケーションの起動中に接続テストが失敗し、スタック追跡に次のステートメントが表示された場合、コネクタの再接続戦略を設定します。

Caused by: java.lang.InterruptedException
	at java.util.concurrent.locks.AbstractQueuedSynchronizer.doAcquireSharedInterruptibly(AbstractQueuedSynchronizer.java:998) ~[?:1.8.0_221]
xml

Anypoint Studio (Studio) でコネクタの再接続戦略を設定するには、コネクタプロパティウィンドウの ​[Configure XML (XML を設定)]​ タブで次の行を追加します。

<reconnection failsDeployment="true">
	<reconnect count="2" frequency="5" />
</reconnection>
xml

たとえば、再接続戦略を追加した後、コネクタの設定 XML は次のようになります。

<netsuite-restlet:rest-config name="NetSuite_Config" doc:name="NetSuite Config" doc:id="8a4f73c2-e5e1-4f5d-8978-980069828ff0" >
	<netsuite-restlet:restlet-login-connection email="${netsuite.email}" password="${netsuite.password}" account="${netsuite.account}" roleId="${netsuite.roleId}" applicationId="${netsuite.applicationId}" readTimeout="60000" connectionTimeout="60000">
		<reconnection failsDeployment="true">
			<reconnect count="2" frequency="5" />
		</reconnection>
	</netsuite-restlet:restlet-login-connection>
xml

Studio で、コネクタプロパティウィンドウの ​[Advanced (詳細)]​ タブを使用して再接続戦略を設定することもできます。これを行うには、次の項目を入力します。

項目

Reconnection strategy (再接続戦略)

Standard

Frequency (ms) (頻度 (ms))

5

Reconnection Attempts (再接続試行数)

2

メタデータ取得時の権限エラー

メタデータの取得時に権限エラーを受信しないようにするには、接続設定で使用するロールに対して NetSuite の ​Control SuiteScript and Workflow Triggers in Web Services Request​ オプションを有効にします。

特定の種別のオブジェクトを検索できない

NetSuite の SuiteTalk API には、販売注文オブジェクトなど、特定の種別のオブジェクトを検索できないという制限があります。この制限のために、NetSuite Connector ​Search​ 操作を使用してこれらのオブジェクトを見つけることができません。

販売注文などのサポートされないオブジェクトの検索を実行するには、次の操作を実行できます。

  • SuiteScript を開発し、RESTlet としてデプロイして、コネクタからコールする。

Call RESTlet (GET) 操作の空のペイロード

Call RESTlet (GET)​ 操作は GET 操作ですが、​[Data (データ)]​ 項目のペイロードを指定する必要があります。指定しない場合、コネクタはエラーをスローします。このエラーを回避するには、​{}​ などの空のペイロードを指定できます。