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Monitoring API ManagerOAuth2 Provider Module のトラブルシューティングを行うには、冗長ログの有効化と、一般的なスローメッセージの解釈に関する情報を理解しておきます。
アプリケーションと OAuth2 Provider Module のやりとりが失敗する理由の理解を深めるには、モジュールの冗長ログを一時的に有効にします。
Mule アプリケーションのパフォーマンスに影響するため、トラブルシューティングが完了したら、必ず拡張された冗長性を無効にしてください。
設定ファイルで冗長ログを有効にする手順は、次のとおりです。
Anypoint Studio にアクセスし、[Package Explorer] ビューに移動します。
アプリケーションのプロジェクト名を開きます。
src/main/resources
パスフォルダーを開きます。
フォルダー内の log4j2.xml
ファイルを開きます。
<Loggers>
タグ内に <AsyncLogger>
タグを追加します。
<Loggers>
...
<AsyncLogger name="org.mule.extension.oauth2" level="DEBUG"/>
...
</Loggers>
アプリケーションの変更を保存します。
Package Explorer でプロジェクト名をクリックし、[Run (実行)] > [Run As (別のユーザーとして実行)] > [Mule Application (Mule アプリケーション)] をクリックします。
ここでは、スローされる一般的なメッセージとその解釈方法を示します。
OAUTH2-PROVIDER:CLIENT_ALREADY_EXISTS
同じクライアント ID のクライアントがすでに存在し、*[Fail If Present (存在する場合は失敗)]* 項目が `true` に設定されています。
OAUTH2-PROVIDER:INVALID_CONFIGURATION
指定したパラメーターが無効です。たとえば、`AUTHORIZATION_CODE` の *[Authorized Grant Types (認証済み許可種別)]* 項目にリダイレクト URI がありません。
OAUTH2-PROVIDER:NO_SUCH_CLIENT
削除するクライアントが存在しません。
OAUTH2-PROVIDER:INVALID_TOKEN
失効させるトークンが無効です。
OAUTH2-PROVIDER:TOKEN_UNAUTHORIZED
トークンが無効か、検証内で設定されていない項目があるか、間違った項目が設定されています。
OAUTH2-PROVIDER:OAUTH_SERVER_SECURITY
OAuth2 Provider Module では、原因を特定できない場合にこのエラーがスローされます。