エンドポイントの変更

多くの場合、エンドポイント設定の変更は不要ですが、特定の状況では変更が必要になる場合があります。次に例を示します。

  • 顧客がデータセンターを移行したため、IP アドレスまたはホスト名を変更する必要がある。

  • 顧客がログイン情報を更新したため、エンドポイント設定でユーザーログイン情報を変更する必要がある。

  • 顧客がファイルの命名規則と応答タイムアウトの要件を変更したため、エンドポイントでそれらの設定を変更する必要がある。

  • 変換されたインバウンドデータを受信するダウンストリーム API がリージョン間で移動したため、エンドポイント URL を変更する必要がある。

エンドポイントを変更する手順は、次のとおりです。

  1. エンドポイントのオーナーのページ (エンドポイントに応じて ​<host>​、​<partner>​、またはサードパーティページ) から、変更するエンドポイントにアクセスします。

  2. [Edit (編集)]​ をクリックします。

  3. 目的の設定を変更します。以下のセクションで説明するように、変更可能な内容はエンドポイントのプロトコルと使用方法によって異なります。

  4. [Save (保存)]​ をクリックして変更内容を保存します。

  5. 開いた確認ウィンドウで、​[I understand the effects of these actions (これらのアクションの影響を理解しました)]​ チェックボックスをオンにして、​[Confirm (確認)]​ をクリックします。

    Partner Manager の変更されたエンドポイントの横に ​[Deploy (デプロイ)]​ ボタンが表示されます。

  6. [Deploy (デプロイ)]​ をクリックして、エンドポイントの変更を保持します。

  7. 開いた確認ウィンドウで、​[I understand the effects of these actions (これらのアクションの影響を理解しました)]​ チェックボックスをオンにして、​[Confirm (確認)]​ をクリックします。

    エンドポイントとそのエンドポイントを使用するすべてのメッセージフローが Partner Manager によって再デプロイされます。

    必要な場合は、Partner Manager で使用する Mule Runtime アプリケーションも Partner Manager によって自動的にデプロイされます。影響を受けるランタイムアプリケーションの数に応じて、Mule Runtime アプリケーションのデプロイが完了するまで最大 5 分以上かかる場合があります。

AS2 受信エンドポイント

AS2 の [Receive from Partners (パートナーから受信)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Endpoint name (エンドポイント名)

はい

Description (説明)

はい

Enforce security level and associated fields (セキュリティレベルおよび関連付けられた項目を適用)

いいえ

AS2 送信エンドポイント

AS2 の [Send to Partners (パートナーに送信)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Authentication type and associated fields (認証種別および関連付けられた項目)

いいえ

Connection timeout (接続タイムアウト)

いいえ

Description (説明)

いいえ

Encryption algorithm (暗号化アルゴリズム)

いいえ

Endpoint name (エンドポイント名)

いいえ

Filename pattern (ファイル名パターン)

いいえ

<host> AS2 identifier (<ホスト> AS2 識別子)

いいえ

<host> keystore (<ホスト> キーストア)

はい

Maximum retry attempts (最大再試行回数)

いいえ

MDN signature algorithm (MDN 署名アルゴリズム)

いいえ

Message subject (メッセージ件名)

いいえ

<partner> AS2 identifier (<パートナー>AS2 識別子)

いいえ

<partner> AS2 URL (<パートナー> AS2 URL)、ただし ​HTTP​ を ​HTTPS​ に、またはその逆に変更

いいえ

Request receipt (受信確認を要求)

いいえ

Respond to email address (返信先メールアドレス)

いいえ

Retry interval (再試行間隔)

いいえ

Signature algorithm (署名アルゴリズム)

いいえ

FTP および SFTP 受信エンドポイント

FTP および SFTP の [Receive from Partners (パートナーから受信)] または [Source at Host (ホストの送信元)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Archival path (アーカイブパス)

はい

Endpoint name (エンドポイント名)

はい

Desription (説明)

いいえ

File name pattern (ファイル名パターン)

はい

Host (ホスト)

はい

Password (パスワード)

はい

Polling frequency (ポーリング頻度)

はい

Port (ポート)

はい

Size check wait time (サイズ確認待機時間)

はい

Source path (送信元パス)

はい

Username (ユーザー名)

はい

FTP および SFTP 送信エンドポイント

FTP および SFTP の [Send to Partners (パートナーに送信)] または [Target at Host (ホストの送信先)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Description (説明)

いいえ

Endpoint name (エンドポイント名)

いいえ

File name pattern (ファイル名パターン)

いいえ

Host (ホスト)

いいえ

Password (パスワード)

はい

Port (ポート)

いいえ

Target path (対象パス)

いいえ

Username (ユーザー名)

はい

HTTP 受信エンドポイント

HTTP の [Receive from Partners (パートナーから受信)] または [Source at Host (ホストの送信元)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Connection idle timeout (in milliseconds) (接続アイドルタイムアウト (ミリ秒))

はい

Description (説明)

はい

Endpoint name (エンドポイント名)

はい

Manage with API Manager and API Auto discovery ID (API Manager と API 自動検出 ID で管理)

はい

HTTP 送信エンドポイント

HTTP の [Send to Partners (パートナーに送信)] または [Target at Host (ホストの送信先)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Authentication type and associated fields (認証種別および関連付けられた項目)

はい

Endpoint name (エンドポイント名)

いいえ

Description (説明)

いいえ

URL

いいえ

Response timeout (in milliseconds) (応答タイムアウト (ミリ秒))

いいえ

HTTPS 受信エンドポイント

HTTPS の [Receive from Partners (パートナーから受信)] または [Source at Host (ホストの送信元)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Authentication type and associated fields (認証種別および関連付けられた項目)

はい

Connection idle timeout (in milliseconds) (接続アイドルタイムアウト (ミリ秒))

はい

ログイン情報

はい

Description (説明)

はい

Endpoint name (エンドポイント名)

はい

Manage with API Manager and API Auto discovery ID (API Manager と API 自動検出 ID で管理)

はい

HTTPS 送信エンドポイント

HTTPS の [Send to Partners (パートナーに送信)] または [Target at Host (ホストの送信先)] エンドポイントでは、次の項目を変更できます。

項目 エンドポイントのランタイムアプリケーションを再デプロイ

Authentication type and associated fields (認証種別および関連付けられた項目)

はい

Certificate (証明書)

はい

Description (説明)

いいえ

Endpoint name (エンドポイント名)

いいえ

Response timeout (in milliseconds) (応答タイムアウト (ミリ秒))

いいえ

URL

いいえ