RPA Bot 1.4.0 リリースノート

RPA Bot とは、オンプレミス環境で実行され、割り当てられた自動化を実行するソフトウェアロボットです。

新機能、機能強化、バグ修正をすべて利用するには、必ず各 RPA アプリケーションの最新バージョンを使用してください。

2023/11/10

新機能

  • スクリプトでワークフローを実行する際に Bot GUID を提供するようになったため、RPA Builder のランタイム変数で Bot GUID を提供できるようになりました。

  • [Check interval (確認間隔)]​ オプションが 1 ~ 15 秒の範囲に制限されるようになりました。現在、このオプションを 15 秒より大きい値に設定している場合、この機能拡張がリリースされた時点で 15 秒にリセットされます。

  • RPA Bot コンフィグレーターに新しい ​[System Settings (システム設定)]​ パネルを追加しました。このパネルには、ホストコンピューターの基本設定を定義するためのオプションがあります。

  • key​、​type​、​name​ のレジストリ値を追加することにより、ログシステム情報を拡張しました。

  • [Session Settings (セッション設定)] パネルから ​[Test Settings (設定をテスト)]​ ボタンを削除しました。

  • MuleSoft ​rpa-freerdp-2.10.dll​ を使用する、FreeRdp に似たコマンドラインテストツールを作成しました。

  • 受信ユーザー/カスタマー/テナント API 要求のイングレスを通過するすべてのトラフィックに ​x-correlation-id​ ヘッダーを追加しました。

互換性

アプリケーション バージョン

RPA Builder

6.4.0 以降

RPA Recorder

6.4.0 以降

修正された問題

問題の解決 ID

RunActivity の開始時の試行回数を 20 x 2 秒に増やした結果、​RegisterProcessInstance​ が正しく機能するようになりました。

W-14283854

RPA Bot はプロセスの実行を停止しなくなりました。

W-14202513

RPA Bot で複数回実行される処理で実行時間の違いがなくなりました。

W-14159982

RPA Bot が Windows 2019 および 2022 Terminal Server で RDP セッションを作成するようになりました。

W-14304342

RPA Bot セットアップのサイレントインストールを使用しても、ゼロだけの無効な Bot GUID が作成されることがなくなりました。これにより、RPA Manager に正常に接続できるようになりました。

W-14378025