RPA Builder 6.5.0 リリースノート

RPA Builder とは、プロセスのアクションステップを指定することで自動化をビルドできるオンプレミスアプリケーションです。

新機能、機能強化、バグ修正をすべて利用するには、必ず各 RPA アプリケーションの最新バージョンを使用してください。

2023/11/29

新機能

  • いくつかの新しいアクションステップが利用可能です。

    • Signature Detection with AWS では、ドキュメントから 1 つ以上の署名を抽出できます。

    • Check Folder では、指定したパスにフォルダーが存在するかどうかをチェックできます。

    • Create Folder では、指定したパスに新しいフォルダーを作成できます。

    • Copy Folder では、すべてのサブフォルダーとファイルと一緒に、フォルダーを指定したパスにコピーできます。

    • Delete Folder では、指定したパスにあるフォルダーとその内容をすべて削除します。

    • Rename Folder では、指定したパスにあるフォルダーの名前を変更できます。

    • Session Based Variables を使用すると、同じセッションで実行されるすべてのワークフローで変数を共有できます。

  • Runtime Variables に、プロセス ID、ボット ID、セッション ID、セッション名が含まれるようになりました。

  • ロックされたプロセスをダウンロードしようとしたり、ロックされたプロセスに変更をアップロードしようとすると、RPA Builder は通知を表示するようになりました。

  • Read Mail と Send Mail は UTF-8、UTF-16、Shift-JIS、EUC-JP のエンコードをサポートするようになりました。

  • Select Web Element に、[Value (値)]、[Index (インデックス)]、[Text (テキスト)] の各インバウンド変数が含まれるようになりました。

  • Queries with AWS に、[Confidence first answer (最初の回答の信頼値)] アウトバウンド変数が含まれるようになりました。

  • Copy File と Move file で、宛先フォルダーが存在しない場合には新しいフォルダーを作成できるようになりました。

  • String Operations に、[Reverse string (文字列を反転)]、[Uppercase conversion (大文字変換)]、[Lowercase conversion (小文字変換)]、[Find and return index of string found (文字列を検索してそのインデックスを返す)] の各操作が追加されました。

  • JSONPath 式ビルダーで、結果の式に対して検索条件を設定できるようになりました。

  • すべての受信 RPA API 要求に ​x-correlation-id​ ヘッダーが含まれるようになりました。

  • Mail Session を使用してワークフローをテストするときに、複数のアカウントを切り替えられるようになりました。

  • PDF から PNG への変換をサポートする AWS アクションステップで、変換品質を設定できるようになりました。

  • 報告されたセキュリティの脆弱性に対処するために、​CefSharp.Common​ ライブラリがバージョン 117.2.20 にアップグレードされました。

互換性

アプリケーション バージョン

RPA Recorder

6.4.0 以降

RPA Bot

1.0.0 以降

修正された問題

問題の解決 ID

Excel Controlled Loop で、プレビュー中や操作の実行中に数値が無効な形式で表示されたり、切り捨てられたりすることがなくなりました。

W-14485859

Excel Controlled Loop で、プレビュー中および操作の実行中に MM/DD/YYYY 形式の日付が切り捨てられることがなくなりました。

W-14485373

Iterate Over Files で、結果セットが空の場合でもエラーが発生しなくなりました。

W-14454748

Excel Controlled Loop で、ヘッダーをアクティブ化して最初のセルにコンテンツを書き込んでもエラーが発生しなくなりました。

W-14194093

[Run Results (実行結果)] パネルで、メッセージがワークベンチビューより長い場合でも、エラーメッセージが切り捨てられて表示されることがなくなりました。

W-13902897