Lock Section

複数の並列​ワークフロー​でファイルまたはメールボックスにアクセスする必要がある場合 (ロボットアプリケーションの場合など) に、​Lock Section​ アクションステップを使用してアクセスを同期します。ファイルを使用しているときに他の​ワークフロー​がそのファイルにアクセスできないようにすることで、同期を実現します。

Lock Section​ が使用される可能性がある通常のシナリオは、​ワークフロー​が異なるセッションで並列で実行される場合です。この場合、並列セキュアセッションを起動できる​ロボットセキュア​を使用します。上記の例などで並列セキュアセッションがサーバーの仮想マシンで実行されている場合、このサーバーの同期でファイルをロックすることで、特定のコンテンツを交互に読み出すことができます。

プロパティ

Misc (その他)

  • Lock Token (ロックトークン)​ 個々のトークンをここに入力します。通常、並列で実行されている同一のインストールで仮想マシンを操作する場合のみ、個々のトークンが必要です。通常、トークンとして WorkflowGUID を使用することをお勧めします。

  • WorkflowGUID​ この項目には、現在の​ワークフロー​の GUID (グローバル一意識別子) が表示されます。GUID は世界中のあらゆる場所で一意であることが意図されています。ただし、​ロボットセキュア​と個々の​セキュアセッション​を使用する並列の同一インストールでは、この ID が一意であることは保証されません。

すべてのアクションステップで同じである他のプロパティについては、​「共通プロパティ」​のセクションで説明します。これらのプロパティは、わかりやすくするためにここには表示していません。

ウィザード

  • Lock on Workflow GUID (ワークフロー GUID でロック)​ ​ロボットセキュア​を使用するときに、同じワークフローの並列実行をさまざまな​セキュアセッション​で同期する必要がある場合、このオプションを有効にします。アクティブなワークフローの ​[Lock Token (ロックトークン)]​ 項目に表示された GUID では、このオプションが使用可能になります。

  • Lock on user defined token (ユーザー定義トークンでロック)​ ​ロボットセキュア​を使用して、同じワークフローの並列実行をさまざまな​セキュアセッション​で同期する必要がある場合、このオプションを有効にします。たとえば、仮想マシンおよび並列の同一インストールの場合です。このオプションでは、​[Lock Token (ロックトークン)]​ 項目に入力されたトークンを使用します。

  • Lock Token (ロックトークン)​ 個々のトークンをここに入力します。\ と / を除くすべての英数字を使用できます。