Set Array Variable

Set Array Variable アクションステップでは、新しい値を配列に割り当てることができます。

考えられる使用法の 1 つは、リストのすべての要素をより簡単に反復処理して個別のリスト要素をさらに処理するために、リストを配列にコピーすることです。

プロパティ

Set Array Variable​ アクションステップには、​一般的​なプロパティ以外のプロパティは含まれていません。

インバウンド変数

Array to change (変更する配列)​ (Array (配列)) 値を変更する配列。

配列は ​[Workflow Based Variable (ワークフローベースの変数)]​ として、または ​Read from Excel File​ を使用して事前に作成しておく必要があります。

配列は必ずそのコンテンツに従って名前を付けてください。これにより、ワークフローを理解しやすくなります。

Read from Excel File​ アクションステップを使用して作成された配列を別の値で上書きするよりも、​[Workflow Based Variables (ワークフローベースの変数)]​ で追加の配列を作成するほうが良いでしょう。

New array value (新しい配列値)​ (array (配列) または alphanumeric (英数字)) 配列全体を上書きする値。

配列全体が指定された値で再記述されます。元の値は削除されます。

値を変更することで、配列内の要素の数 (​Array Count (配列数)​) を変更することもできます。

アウトバウンド変数

Set Array Variable​ アクションステップでは、アウトバウンド変数は処理されません。

ウィザード

[Array to change (変更する配列)]​ は、値が上書きされる配列です。こうした配列がすでに存在している場合は、ドロップダウンリストから選択できます。

[New array value (新しい配列値)]​ は、配列を上書きするための新しい値です。ピン変数を使用してこれらの値を含めることも、関連項目のカンマ区切り値のリストとして直接入力することもできます。

配列変数の要素はカンマで区切る必要があります。

配列変数の値は最初に文字列として保存されます。そのため、アクションステップを保存すると、まだ二重引用符で囲んでいないすべての配列要素が自動的に二重引用符で囲まれます。

1 つ以上のカンマが含まれる要素をリストに含めるには、保存する前にこの要素を二重引用符で囲んでおく必要があります。

例: “4,2” や “many commas: ,,,, , , ”

テキスト要素には一重引用符を含めることができます。

例: “This ‘text’ contains single quotation marks.”

二重引用符を含める必要があるテキスト要素には各二重引用符の前に別の二重引用符を含める必要があり、要素全体を二重引用符で囲む必要もあります。

例: “This “”text”” contains double quotation marks.”

整備工場で自動車整備を自動化するとします。

テストを目的として、​[Workflow Based Variables (ワークフローベースの変数)]​ を使用して生成され、実際に実行されるサービスが含まれている配列 ​[Services (サービス)]​ には事前に値を入力しておくことができます。ワークフローをさらに進めていくと、​OCR​ を使用するなど、スキャンで取り込まれたフォームからサービスが読み取られ、​Set Array Variable​ アクションステップの配列 ​[Services (サービス)]​ が実際の値で上書きされます。