Keystrokes

Enter String​ アクションステップと同様に、​Keystrokes​ アクションステップは、キーボード入力をエミュレートします。これを使用して、検索条件やブラウザーのアドレスバーの URL を入力したりできます。これを使用してホットキーやマクロを実行することもできます。

プロパティ

Keyboard Settings (キーボード設定)

  • Key Down delay (キーを押すときの遅延)​ (デフォルトは 5 ms、最大 1000 ms) キーまたはキーの組み合わせを押したままにする時間 (ms)。キーボード入力は、この期間の開始時に生成されます。

  • Key Up Delay (キーを離すときの遅延)​ (デフォルトは 5 ms、最大 1000 ms) キーまたはキーの組み合わせを離す時間 (ms)。

  • Pause (ms) (一時停止 (ms))/Pause between keystrokes, ms (キーストローク間の一時停止 (ms))​ (デフォルトは 500 ms) 2 つの入力シーケンス間の一時停止。入力シーケンスは一時停止から始まります。

理解を深めるために、このサブセクションの最後にある例も参照してください。

Window Settings (ウィンドウ設定)

  • Common window title (共通のウィンドウタイトル)​ ​[Use common window title for all keystrokes (すべてのキーストロークで共通のウィンドウタイトルを使用)]​ チェックボックスがアクティブ化されている場合、キーストロークが送信されるウィンドウを識別するために使用されるウィンドウタイトルがここに表示されます。

  • Use common window title for all keystrokes (すべてのキーストロークで共通のウィンドウタイトルを使用)​ すべてのキーストロークを同じウィンドウで実行する必要がある場合に選択します。

  • Use a regular expression for window title (ウィンドウタイトルに正規表現を使用)​ このチェックボックスをオンにすると、ウィンドウタイトルをさらに区別できます。正規表現の簡単な説明については、「正規表現の使用」セクションを参照してください。

  • Use window text (ウィンドウテキストを使用)​ キーストロークを送信する必要のあるウィンドウを識別するために、ウィンドウタイトルに加えてウィンドウテキストも使用する必要があるかどうかを定義します。

ウィザード

  • Start (開始)​ キーストロークの記録を開始します。

  • Stop (停止)​ キーストロークの記録を停止します。

  • Raw (未加工)​ 押されたすべてのキーをそのまま記録します。これには、すべての修飾子キー (​S​hift​ など) も含まれます。​Shift​ キーと ​a​ を押すと、「{SHIFTDOWN}a{SHIFTUP}」というシーケンスが記録されます。

  • Norm (標準)​ ​Notepad​ などのエディターに表示される文字を記録します。​Shift​ キーと ​a​ を押すと、大文字の ​A​ が記録されます。

  • Move​ ​keystroke​ ​sequence (キーストロークシーケンスを移動)​ 選択したキーストロークシーケンスを上下に移動します。

  • Add keystroke (キーストロークを追加)​ キーストロークシーケンスを手動で入力できる​キーストロークエディター​をコールします。​キーストロークエディター​についての詳細は、このセクションのさらに下を参照してください。

  • Edit keystroke sequence (キーストロークシーケンスを編集)​ ​キーストロークエディター​を使用して、手動で既存のキーストロークシーケンスを再設定します。

  • Delete (削除)​ 選択されたキーストロークシーケンスをリストから削除します。

  • Clear (クリア)​ ​アクションステップ​内のすべてのキーストロークを削除します。

  • Hide window when start (開始時にウィンドウを非表示)​ ​[Start (開始)]​ がクリックされたときにウィザードウィンドウを非表示にします。このオプションを使用している場合、キャプチャを停止するには ​F10​ を押す必要があります。

  • Hide main window when start (開始時にメインウィンドウを非表示)​ ​[Start (開始)]​ がクリックされたときに RPA Builder ウィンドウを非表示にします。

  • List of keystrokes (キーストロークのリスト)​ この​アクションステップ​で定義されたすべてのキーストロークはここにリストされます。

  • Use window text (ウィンドウテキストを使用)​ キーストロークを送信する必要のあるウィンドウを識別するために、ウィンドウタイトルに加えてウィンドウテキストも使用する必要があるかどうかを定義します。

  • Use a regular expression for window title (ウィンドウタイトルに正規表現を使用)​ このチェックボックスをオンにすると、ウィンドウタイトルをさらに区別できます。正規表現の簡単な説明については、「正規表現の使用」セクションを参照してください。

  • Use a common window title for all keystrokes (すべてのキーストロークで共通のウィンドウタイトルを使用)​ すべてのキーストロークを同じウィンドウで実行する必要がある場合に選択します。

  • Collect Window Titles (ウィンドウタイトルを収集)​ 現在開いているすべてのウィンドウのすべてのタイトルを収集します。この機能で提供されるドロップダウンリストから必要なタイトルを選択できます。

  • Pause (ms) (一時停止 (ms))/Pause between keystrokes, ms (キーストローク間の一時停止 (ms))​ (デフォルトは 500 ms) 2 つの入力シーケンス間の一時停止。入力シーケンスは一時停止から始まります。

  • Key Down delay (キーを押すときの遅延)​ (デフォルトは 5 ms、最大 1000 ms) キーまたはキーの組み合わせを押したままにする時間 (ms)。キーボード入力は、この期間の開始時に生成されます。

  • Key Up Delay (キーを離すときの遅延)​ (デフォルトは 5 ms、最大 1000 ms) キーまたはキーの組み合わせを離す時間 (ms)。

理解を深めるために、このサブセクションの最後にある例も参照してください。

プラスボタンをクリックして​キーストロークエディター​ (詳細は以下を参照) を開くか、キーストロークを記録して、キーストロークシーケンスを手動で追加できます。

開始ボタンをクリックして、記録を開始します。実行する各キーストロークが記録されます。2 つのキーストローク間に 5 秒ほど一時停止すると、以降のキーストロークが新しいキーストロークシーケンスとして記録されます。つまり、それらは ​Keystrokes​ ウィザードで新しい行と新しい ID で記録され、再生時にそれらの前に ​[Pause between keystrokes (キーストローク間の一時停止)]​ の遅延が実行されます。

停止ボタンをクリックして、記録を停止します。キーストロークシーケンスを編集するには、編集ボタンを使用するか、キーストロークシーケンスをダブルクリックします。1 つのキーストロークを削除する場合は [X] をクリックし、キーストロークシーケンス全体をクリアする場合はクリアボタンをクリックします。

必要に応じて、キーストロークごとにウィンドウタイトルを指定したり、キーストロークシーケンス間の一時停止を変更したりできます。エラー処理は通常どおり設定します。

プラスボタンをクリックして、​キーストロークエディター​を開きます。

ここでは、​[Keystroke (キーストローク)]​ 項目にキーストロークシーケンスを入力したり、クリップボードから貼り付けたりできます。​[Insert special character (特殊文字を挿入)]​ ドロップダウンメニューのコンテンツ (​Alt​、​Caps Lock​、​Esc​ などの特殊文字やテンキーのキー) および ​[Insert Macro (マクロを挿入)]​ ドロップダウンメニューのコンテンツ (たとえば、ウィンドウを閉じたり、すべての要素を選択したりするための完全なマクロ) を使用することもできます。

最後に、対応するドロップダウンメニューで、​Keystroke​ ​アクションステップ​で定義された環境変数を選択して使用できます。

管理者権限で開始されたアプリケーションに入力する場合、RPA Builder も管理者権限で開始する必要があります。そのようにしないと、キーストロークが失われて、表示されません。

キーストロークを実行する必要があるポイントで​ワークフロー​の実行が停止し、エラーが発生したことがすぐに通知された場合、共通のウィンドウタイトルが正しいことを確認します。機能する共通のウィンドウタイトルを設定できない場合、この項目を空のままにすることで回避できます。