Read Clipboard

この​アクションステップ​では、単に現在のクリップボードコンテンツを変数 (​「変数の使用」​セクションを参照) にコピーし、​ワークフロー​内でさらに使用できます。

プロパティ

Clear Clipboard after reading (読み取り後にクリップボードをクリア)​ アクティブ化すると、読み取って変数に保存した後でクリップボードがクリアされます。

Copy to clipboard before reading (読み取り前にクリップボードにコピー)​ (デフォルト: Disabled (無効)) このプロパティが有効になっていると、バッファのコンテンツを読み取る前に現在選択されているテキストがクリップボードにコピーされます。テキストをコピーするには ​CTRL+C​ コマンドを使用します。

この操作を実行するときはテキストを選択しておく必要があります。

選択されたテキストをコピーする前にバッファのコンテンツが削除されます。 テキストが選択されていない場合、バッファは空になります。つまり、本来ならば以前のアクションから保存されていた可能性があるデータが含まれなくなります。

CTRL+C​ コマンドでは、システム負荷に応じてコピーの実行にかかった時間が変数として取得されるため、この​アクションステップ​には ​[Timeout (タイムアウト)]​ が含まれます。バッファは 250 ミリ秒ごとにデータが含まれているかどうかチェックされます。

データが含まれている場合は、バッファのコンテンツが返されます。

バッファが空の場合、システムによってさらに 250 ミリ秒後にコンテンツがチェックされます。このプロセスは ​[Timeout (タイムアウト)]​ に達するまで繰り返されます。

そのため、​[Timeout (タイムアウト)]​ に 0 の値は入力しないでください。0 を入力すると、バッファが空になります。

インバウンド変数

Clear Clipboard after reading (読み取り後にクリップボードをクリア)​ 読み取り後にクリップボードをクリアする必要があるかどうかに関する情報が含まれます。

アウトバウンド変数

ClipboardContent​ クリップボードのコンテンツ。

この​アクションステップ​では、クリップボードにテキスト以外 (画像、ファイルなど) が含まれていると、エラーがスローされます。