Set Variable

Set Variable​ アクションステップでは、新しい値を変数に割り当てます。新しい値を直接入力することも、別の​アクションステップ​の入力変数など、同じデータ型の既存の変数を使用することもできます。1 つの変数に別の変数のコンテンツを入力するには、変数が同じデータ型である必要があります。たとえば、type:Text の変数には type:Text の別の変数しか入力できません。データ型が同じになるように、この​アクションステップ​は複数のフェーズで設定する必要があります (下記のウィザードのステップごとの手順を参照)。変数のデータ型の検証は、​アクションステップ​の起動時に実行されます。

BasePath​ からの変数は ​Set Variable​ アクションステップを使用して変更​できません​。変更しようとすると、エラーメッセージが生成されます。

変数への変更は ​[Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)]​ に記録されます。ログには、変数の以前の値と新しい値の両方が記録されます。16 文字を超える変数値は短縮形式で表示されます。

プロパティ

Common (共通)

  • New value (新しい値)​ 変更する変数の新しい値を入力します。この項目は、新しい値を手動で入力する場合のみ表示されます。新しい値が別の変数に基づく場合、この項目は表示されません。

すべてのアクションステップで同じである他のプロパティについては、セクション 2.2 で説明しています。これらのプロパティは、わかりやすくするためにここには表示していません。

ウィザード

  • Variable (変数)​ この項目には、​[Value (値)]​ と変数のデータ型で上書きされる変数が表示されます。[No Variable is mapped… (マップされる変数がありません…)] と表示された場合は、​Mappings Editor​ を使用して設定された変数がないことを示しています (この場合、下記のステップごとの手順で説明しているように作業を進める)。

  • New value (新しい値)​ 変更する変数の新しい値を入力します。ワークフローから変数を挿入することもできます。

BasePath​ からの変数は ​Set Variable​ アクションステップを使用して変更​できません​。変更しようとすると、エラーメッセージが生成されます。

ステップごとの変数の設定手順

  1. [Set Variable]​ アクションステップをワークフローの目的の位置にドラッグします。

  2. Set Variable​ ウィザードを開きます。

  3. 変更する変数の新しい値を ​[Value (値)]​ 項目に入力します。 [Workflow (ワークフロー)]​ から変数を挿入することもできます。これを実行するには、[Pin (固定)] ボタンをクリックして使用可能な変数のいずれかを選択します。

  4. [Workflow (ワークフロー)]​ で ​Set Variable​ アクションステップのピンをクリックします。

  5. [Edit Variable Mappings for … (次の変数マッピングを編集…)] ダイアログで、変更する変数を [Variable (変数)] ドロップダウンメニューから選択します。ドロップダウンニューには、同じデータ型の変数のみが表示されます。
    [New value (新しい値)] ドロップダウンメニューを使用して、新しい変数を別の変数の値に設定します。このメニューにも、同じデータ型の変数のみが表示されます。ウィザードで指定された値を使用するには、ドロップダウンメニューで [<None> (<なし>)] オプションをそのままにしておきます。
    [OK] をクリックして選択を確定します。

  6. Set Variable​ アクションステップのピンが赤色で表示されるようになります。

  7. 追加確認として、​Set Variable​ ウィザードを開きます。[Variable (変数)] 項目に、変更する変数が表示され、その後に括弧で囲まれたデータ型が表示されます。