ワークフローの実行およびワークフロー実行結果の表示

RPA Builder では、ローカル実行でワークフローをテストできます。ワークフローの実行が終了すると、[Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)] パネルに実行に関する詳細情報が表示されます。

RPA Builder でワークフローのテストを実行するには、ワークベンチツールバーで ​[Run Workflow (ワークフローを実行)]​ (​「Run Workflow (ワークフローを実行)」 アイコン​) をクリックするか、キーボードで ​F7​ キーを押します。

ワークフローの実行中は RPA Builder ウィンドウが非表示になるため、通常のユーザーと同様にエンジンでマウスとキーボードを使用できるようになります。また、ワークフローが正しく実行されているかどうかを監視して確認できます。ワークフローの実行中はマウスまたはキーボードを使用しないでください。

[Project Properties (プロジェクトプロパティ)]​ の ​[Show Message boxes (メッセージボックスを表示)]​ 値の設定に応じて、実行中に追加の情報が表示される場合があります。各メッセージボックスは表示されなくなるまで数秒かかります。これにより、対応する一時停止がワークフロー内で発生し、測定時間とワークフローの安定性が影響を受けます。

ワークフローを使用して本番測定を行う前に、デバッグメッセージボックスをオフにして、その後、テストを 1 回以上実行します。

ワークフローの実行を一時停止または終了する

実行中にワーククローを一時停止または終了する手順は、次のとおりです。

  1. (​「Test script (スクリプトをテスト)」 トレイボタン​) トレイアイコンをクリックします。

  2. [Script Paused (スクリプト一時停止済み)]​ または ​[Exit (終了)]​ を選択します。

    「Script Paused (スクリプト一時停止済み)」 および 「Exit (終了)」 オプションが表示されている 「Test script (スクリプトをテスト)」 トレイアイコン

キーボードで ​Pause/Break​ キーを押しても、実行中のワークフローが停止します。

[Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)] パネル

RPA Builder 内からワークフローを実行したら、最後の実行に関する情報が RPA Builder 画面の最後にある [Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)] パネルに表示されます。

「Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)」 ウィンドウ

この情報は、ワークフローの問題とその原因を特定するのに役立ちます。[Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)] ウィンドウが表示されない場合は、メニューバーで ​[Show Workflow Run Results (ワークフロー実行結果を表示)]​ をクリックします。

[Workflow Run Results (ワークフロー実行結果)] ウィンドウでは、測定された応答時間、見つかった画像、発生したエラー、および取得されたスクリーンショットに関する情報がリストされます。エントリをダブルクリックすると、対応するワークフロー要素に移動できます。

エラーの特定

ワークフローの実行後、RPA Builder では、実行に失敗してエラーの原因となったワークフロー要素が赤でマークされて強調表示されます。

失敗したワークフロー要素が赤でマークされて表示されている 「Activity Workflow (アクティビティワークフロー)」 ウィンドウ

展開矢印をクリックすると、エラーの詳細情報が表示されます。

失敗したワークフロー要素の追加の詳細が表示されている 「Activity Workflow (アクティビティワークフロー)」 ウィンドウ

このパネルでは、何が失敗したかに関する詳細情報が提供されます。この事例では、ワークフローのテストを実行しているコンピューターに Firefox がインストールされていないため、​Web Session (Firefox)​ アクションステップを開始できません。

エラーのスクリーンショットには、エラー発生時のデスクトップの外観が表示されます。スクリーンショットをクリックすると、拡大されます。

トレースログを開く

トレースログには、最後の実行に関するさらに詳細な情報が含まれます。

トレースログを開くには、ワークベンチツールバー内の [Tools (ツール)] サブメニューで ​[Open Trace Log (トレースログを開く)]​ をクリックします。

ワークベンチツールメニュー