Check Regex

Check Regex アクションステップを使用し、正規表現を使用してテキストフラグメントを検索します。変数内でテキストフラグメントを検索できます。

Check Regex の結果によりさまざまなアウトバウンド変数が提供され、それらをワークフロー内でさらに処理できます。

正規表現の概要は、​「正規表現の使用」​セクションを参照してください。

プロパティ

Check Regex 設定

  • Input text (入力テキスト)​ 正規表現を適用するテキストを入力します。このプロパティは、変数が正規表現検索の対象として Check Regex ウィザードで指定されていない場合のみ表示されます。

  • Regex Pattern (正規表現パターン)​ 検索の基礎として使用する正規表現を入力します。

すべてのアクションステップで同じである他のプロパティについては、​「共通プロパティ」​のセクションで説明します。これらのプロパティは、わかりやすくするためにここには表示していません。

インバウンド変数

  • Regex Pattern (正規表現パターン)

    検索の基礎として使用する正規表現。

  • Input text (入力テキスト)

    正規表現を適用するテキスト。このプロパティは、変数が正規表現検索の対象として Check Regex ウィザードで指定されていない場合のみ表示されます。

アウトバウンド変数

  • First Match (最初の一致)

    検索式と最初に一致した結果を保存します。検索されるテキストが最初から最後に向かって読み取られ、最初の一致が結果として提供されます。出力テキストは最大 1024 文字で切り捨てられます。一致が見つからなかった場合、この変数は空になります。

  • IsMatched​ (ブール値)

    検索式との一致が見つかったかどうかを指定します。

  • Match Count (一致数)

    検索したテキストで見つかった一致の数。

  • Number of first line matched (最初に一致した行の番号)

    検索されたテキストを含む最初の行の行番号。

  • All Matches (すべての一致)

    正規表現とのすべての一致が格納された配列変数。一致が見つからなかった場合、この変数は空になります。一致が 1 つしか見つからない場合は、配列にはその要素だけが含まれます。

ウィザード

Regex (正規表現)​ 検索の基礎として使用する正規表現を入力します。ここで正規表現を直接入力する代わりに、正規表現を変数に保存できます。​[Regex (正規表現)]​ 項目の横にあるピンを使用して、変数を割り当てます。

正規表現は、[Regex Tester (正規表現テスター)] ダイアログで変更できます。 正規表現をテストするために使用するテキストを ​[Test Pattern (テストパターン)]​ 項目に入力します。​[Execute Test (テストを実行)]​ ボタンをクリックして、テストを実行します。​[Test Pattern (テストパターン)]​ 項目で一致が強調表示されます。​[Apply (適用)]​ ボタンをクリックすると、テストした正規表現が Check Regex アクションステップに転送されます。​[Cancel (キャンセル)]​ ボタンをクリックすると、[Regex Tester (正規表現テスター)] が閉じて、変更が破棄されます。

Text Pattern (テキストパターン)​ 正規表現を適用する必要があるテキストを入力します。Check Regex からのアウトバウンド変数を使用して、一致が見つかったかどうかと、一致の形式をチェックします。テキストパターンは直接入力するか、変数のコンテンツから読み取ることができます。 変数から読み取るには、ピンをクリックし、使用可能な変数のいずれかを選択します。

エラー処理に関する注意事項:​ たとえば、正規表現の構文が正しくない場合や、内部エラー (API エラーなど) が発生した場合、エラーメッセージが表示されます。一方、正規表現が正しくて、一致するコンテンツが見つからない場合 (match=0)、警告メッセージが表示されます。