Runtime Fabric のインストールに向けた VM/ベアメタルクラスターの準備

MuleSoft では、Kubernetes (K8s) の重大度の高い脆弱性に対する迅速なパッチの提供と、MuleSoft で既存の K8s への投資や運用実績をさらに活用するための方法を求めるフィードバックをお客様から頂いています。ご要望に応えるため、MuleSoft は、AWS、Microsoft、Google、IBM といった業界をリードする管理 K8s プラットフォームベンダーと提携しました。その結果、MuleSoft は、これらのベンダーが開発した安全で可用性の高い管理 K8s プラットフォーム経由での K8s の提供に積極的に移行しつつあり、可視性や拡張性に限界がある Runtime Fabric アプライアンスのブラックボックスアプローチへの投資を終了します。

Runtime Fabric は、AWS、Google、Microsoft、そして IBM の RedHat Openshift ソリューションとの互換性があります。これらのソリューションでは、一貫したセキュリティパッチが迅速に提供されます。これらのインテグレーションにより、Kubernetes エコシステムへのこれまでの投資を容易に活用できます。

パブリッククラウドとのアフィニティと組織内の Kubernetes の専門知識に応じて、以下の自己管理 Red Hat OpenShift 製品を利用して、オンプレミスと公開クラウドのベアメタルソリューションを実装できます。

これらのいずれかのソリューションを利用してクラスター上で K8s を設定したら、Runtime Fabric のインストールセクションに進んで、AKS や EKS へのインストールと同じように Runtime Fabric を設定してください。

アプライアンスユーザー向けの変更

既存のアプライアンスユーティリティユーザーは、現在 Runtime Fabric アプライアンスデプロイメントに割り当てられているライセンス済みのコア容量を、公開クラウド上の Runtime Fabric、OpenShift、Mule Runtime Standalone など、お客様がホストする任意のデプロイメントに移行できます。Flexible Hybrid Deployment 権を持つお客様は、vCore を使用するようにコアを変換して、この容量を CloudHub 2.0 上で利用することもできます。

選択可能な移行オプション

ユーザーが利用できるアクションアプライアンス

EOL 期日までに上記のいずれかのオプションを選択して移行を済ませてください。

標準サポート、拡張サポート、EOL サポートの詳細は、 「バージョン設定ポリシーとサポートポリシー」​を参照してください。