Salesforce Pub/Sub Connector

Salesforce Pub/Sub 用 Anypoint Connector (Salesforce Pub/Sub Connector) を使用すると、プラットフォームイベント (リアルタイムイベントモニタリングイベントや変更データキャプチャイベントなど) のパブリッシュおよびサブスクライブを行う 1 つのインターフェースを提供する Pub/Sub API に接続できます。このコネクタは、Anypoint Connector for Salesforce (Salesforce Connector) を補完し、Salesforce のエコシステムとのインターフェースを提供します。Salesforce Pub/Sub API を使用すると、1 つの API でイベントのパブリッシュとサブスクライブ、スキーマとトピック情報のリクエストが可能になります。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Salesforce Pub/Sub Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Salesforce Pub/Sub Connector の API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio を使用した Mule アプリケーションの作成方法

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • Salesforce Pub/Sub の対象リソースにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Platform

  • Anypoint Studio バージョン 7.3.5 以降

コネクタの一般的なユースケース

次に、Salesforce Pub/Sub Connector の一般的なユースケースを示します。

  • イベントモニタリングのリアルタイムイベントをサブスクライブする

  • 標準または大規模プラットフォームイベント (​AppointmentSchedulingEvent​ など) をサブスクライブする

  • 勤務時間後に Salesforce にログインしたときにプラットフォームイベント (大規模プラットフォームイベントのみ) を Salesforce にパブリッシュして、ユーザーのプロファイルを制限する

  • 変更データキャプチャイベントをサブスクライブして、外部在庫システムの注文データを同期する

これらのユースケースの例については、​「Salesforce Pub/Sub Connector の例」​を参照してください。

接続種別

Salesforce Pub/Sub 接続では、次の認証種別を使用します。

  • 基本認証
    ユーザー名とパスワードを使用して認証を行います。

  • OAuth v2.0
    ユーザーアカウントをホストするサービスにユーザー認証を委任します。

  • OAuth JWT
    JSON Web トークン (JWT) 要求を使用する OAuth 2.0 を使用してユーザー認証を行います。

  • OAuth Username Password
    ユーザーとパスワードを使用する OAuth 2.0 を使用して認証を行います。

  • OAuth SAML
    署名付き SAML 2.0 アサーションを使用する OAuth 2.0 を使用してアクセストークンを要求します。

認証種別の設定についての詳細は、​「コネクタのグローバル要素の設定」​を参照してください。

次のステップ

前提条件を満たしたら、​Anypoint Studio​ でアプリケーションを作成してコネクタを設定できます。