SAP S/4HANA OData Connector の 2.x へのアップグレード - Mule 4

SAP S/4HANA OData への接続に OAuth 2.0 認証を使用することによるセキュリティ強化を活用するには、SAP S/4HANA OData 用 Anypoint Connector (SAP S/4HANA OData Connector) をアップグレードします。

サポートされているアップグレードパス

これは、バージョン 1.2.1 からバージョン 2.x.x への直接アップグレードです。

開始バージョン 終了バージョン

1.2.1

2.x.x

変更内容

2.2

自分で応答、クライアント、接続のタイムアウトパラメーターを設定できるようになりました。

2.1

SAP S/4HANA OData Connector で、SAP S/4HANA オンプレミスによって公開されている OData API がサポートされるようになりました。

2.0

  • OAuth 2.0 がサポートされるようになりました。
    [OAuth 2.0 Application Connection Provider (OAuth 2.0 アプリケーション接続プロバイダー)]​ オプションが ​[Connection (接続)]​ 種別に追加されました。この接続種別の設定パラメーターについては、​「SAP S/4HANA OData Connector リファレンス」​を参照してください。

  • Mule Runtime Engine (Mule) 4.2.1 以降が必要です。

  • [Service directory (サービスディレクトリ)]​ 項目のデフォルト値が削除されました。

  • ベースパッケージが変更されているため、エクスポートされるすべてのクラスで異なる完全修飾名を持つようになりました。

  • コネクタの JAR のグループ ID が変更されました。

要件と制限事項

最新バージョンにアップグレードする前に、次の要件と制限事項に注意する必要があります。

要件

Mule 4.2.1 以降を使用する必要があります。

制限事項

このアップグレードによって 1.x.x バージョンのコネクタとの後方互換性が失われます。

アップグレード前提条件

アップグレードする前に、復元する必要がある場合に備えて、ファイル、データ、および設定のバックアップを作成します。

アップグレード手順

以下の手順でアップグレードを実行します。

  1. Anypoint Studio で、Mule プロジェクトを作成します。

  2. [Mule Palette (Mule パレット)]​ ビューで、​[Search in Exchange (Exchange 内を検索)]​ をクリックします。

  3. [Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)]​ で、検索項目に「​sap s/4hana odata​」と入力します。

  4. [Available modules (使用可能なモジュール)]​ で、​[SAP S/4HANA OData Connector (SAP S/4HANA OData Connector)]​ を選択し、​[Add (追加)]​ をクリックします。

  5. [Finish (完了)]​ をクリックします。

  6. Mule プロジェクトの ​pom.xml​ ファイルで ​mule-sap-s4hana-cloud-connector​ 連動関係のバージョンが使用しているコネクタのバージョンに更新されていることを確認します。

Studio はコネクタを自動的にアップグレードします。

アップグレード後の手順

コネクタの最新バージョンをインストールしたら、アップグレードを確認します。

  1. Studio の ​[Problems (問題)]​ または ​[Console (コンソール)]​ ビューでエラーがないことを確認します。

  2. プロジェクトの ​pom.xml​ ファイルに問題がないことを確認します。

  3. 接続をテストして、操作が機能することを確認します。

トラブルシューティング

パラメーターおよびメタデータのキャッシュに問題がある場合は、Studio を再起動してください。

アップグレードの復元

以前のバージョンの SAP S/4HANA OData Connector に戻す必要がある場合、プロジェクトの ​pom.xml​ の ​mule-sap-s4hana-cloud-connector​ 連動関係バージョンを戻すバージョンに変更します。