Smartsheet Connector 1.2 - Mule 4

Smartsheet 用 Anypoint Connector (Smartsheet Connector) では、Smartsheet とオンプレミスまたはクラウドのサードパーティアプリケーション間でデータを同期し、ビジネスプロセスを自動化します。

Smartsheet は、チームの生産性を高めてコラボレーションを強化することに重点を置いた SaaS プロジェクト管理ツールです。Smartsheet を使用すれば、従業員は統合された共同作業用のプロジェクト管理インターフェースを使用してプロジェクトやタスクを簡単に管理できます。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Smartsheet Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Smartsheet API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • Smartsheet の対象リソースにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Studio バージョン 7.3.5 以降

コネクタの一般的なユースケース

Smartsheet Connector の一般的なユースケースを次に挙げます。

  • チーム間のコミュニケーションの強化

    ワークフローを自動化し、Slack などのメッセージングシステムを使用して、新しい作業項目が Smartsheet で作成されるたびにユーザーに通知します。次に、作業項目が解決されたら、Slack や Microsoft Teams などのメッセージングソフトウェアを使用してチームに通知します。

  • セールスでのコラボレーションの強化

    リードの履歴管理と育成プロセスを自動化して、CRM システムで新規リードまたは商談が作成されたときに、タスクが作成され、Smartsheet を使用して適切なユーザーに割り当てられるようにします。

  • 契約承認プロセスの合理化

    顧客管理システムとパートナー管理システムを統合します。たとえば、CRM で新規の契約が作成されたら、Smartsheet で作業項目を作成して法務、財務、調達、ビジネス開発、セールスなどのさまざまな関係者に割り当てます。

認証種別

Smartsheet Connector では OAuth 2.0 認証種別を使用し、この認証種別では保護されたデータにアクセスするために認証サーバーによって提供されたアクセストークンが使用されます。