Studio デバッガー

Anypoint Studio のデバッガーを使用すると、Studio からアプリケーションをデバッグモードで実行して、特定のメッセージプロセッサーでアプリケーションの実行を停止するためのブレークポイントを設定できます。その後、​[Mule Debugger (Mule デバッガー)]​ ビューを使用して、フローのその時点に存在しているメッセージのコンテンツを調べて、そのコンテンツに対して DataWeave 式を評価できます。

デバッガーは Enterprise Edition のランタイムで機能し、Community Edition のランタイムには接続されません。

アプリケーションをデバッグモードで初めて実行すると、Aynpoint Studio は ​Mule デバッグ​パースペクティブを読み込むように要求します。​Mule デバッグ​パースペクティブは、アプリケーションのデバッグをサポートするいくつかの設定済みビューで構成されます。

  • Mule Debugger (Mule デバッガー)

  • Evaluate DataWeave Expression (DataWeave 式を評価)

  • Mule Breakpoints (Mule ブレークポイント)

Studio でプロジェクトをデバッグする

Studio でアプリケーションをデバッグするには、次の手順を実行します。

  1. [Package Explorer]​ ビューでプロジェクトを右クリックします。

  2. [Debug As (別のユーザーとしてデバッグ)]​ > ​[Mule Application (Mule アプリケーション)]​ を選択します。
    Mule デバッグ​パースペクティブに切り替えるための権限が Studio から求められます。

  3. [Yes (はい)]​ をクリックします。

また、キャンバス内を右クリックして ​[Debug Project (プロジェクトをデバッグ)]​ オプションを選択するか、上部のツールバーで ​[Debug (デバッグ)]​ ボタン ​debug-button​ をクリックして、アプリケーションをデバッグモードで実行することもできます。

Studio デバッガーの設定

Studio でデバッグを行うと、デバッガーは受信される TCP 接続を ​localhost​ と ​6666​ でリスンします。この設定を変更するには、​[Run (実行)]​ > ​[Debug configurations (デバッグ設定)]​ をクリックして、​[Debug (デバッグ)]​ タブを選択します。

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