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Monitoring API ManagerStudio では、ソースフローのメタデータを、アプリケーション内で参照される他の対象フローに伝播できます。対象フローにすでに含まれているメタデータによっては、特定のメタデータをソースフローから伝播するように設定することが必要になる場合があります。
Flow Reference コンポーネントをソースフローに追加し、カスタムメタデータが設定されていない対象フローを参照すると、Studio はソースフローのメタデータをカスタムメタデータとして対象フローに自動的に伝播します。
Anypoint Studio 画面の上部にあるタスクバーで、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
新しいプロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] を選択します。
2 つのフローコンポーネントを空のキャンバスにドラッグして、flow-1
および flow-2
という名前を付けます。
[Set Payload] コンポーネントを flow-1
にドラッグして、ペイロードを設定します。
{
"value": {
"ID": 1,
"departureDate": "2016/12/20",
"emptySeats": 200,
"plane": {
"type": "Boeing 747",
"totalSeats": 400
}
}
}
JSON
[Logger] コンポーネントを flow-2
にドラッグして、payload
を記録するように設定します。
[Flow Reference] コンポーネントを flow-1
の最後にドラッグして、`flow-2` を参照するように設定します。
flow-2
のメタデータタブには自動生成されたメタデータが入力され、メタデータエクスプローラーの入力タブには、flow-1
で Set Payload コンポーネントで決定されたペイロード形式が反映されます。
操作をソースフローから抽出して新しい対象フローまたはサブフローに伝播する場合、Studio では、新しく作成したフローに伝播する必要があるメタデータを設定できます。
Anypoint Studio 画面の上部にあるタスクバーで、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
新しいプロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] を選択します。
フローコンポーネントを空のキャンバスにドラッグして、および flow-1
という名前を付けます。
[Set Payload] コンポーネントを flow-1
にドラッグして、ペイロードを設定します。
{
"value": {
"ID": 1,
"departureDate": "2016/12/20",
"emptySeats": 200,
"plane": {
"type": "Boeing 747",
"totalSeats": 400
}
}
}
JSON
[Logger] コンポーネントを flow-1
の最後にドラッグして、#[payload.value.departureDate]
を記録するように設定します。
[Logger] コンポーネントを右クリックして、[Extract To… (抽出先…)] > [Flow (フロー)] を選択します。
対象フローに flow-2
という名前を付けます。
[Metadata Preferences (メタデータプリファレンス)] を選択して、入力および出力メタデータを設定します。
Studio はフローのメタデータを自動的に認識します。
[OK] を選択します。
flow-2
に Logger コンポーネントが含まれ、メタデータタブには自動生成されたメタデータが入力され、メタデータエクスプローラーの入力タブには、flow-1
で Set Payload コンポーネントで設定されたペイロード形式が反映されます。
Flow Reference コンポーネントをソースフローに追加し、すでにカスタムメタデータが設定されている別の対象フローを参照すると、伝播するメタデータを選択するように要求するメッセージが表示されます。
Anypoint Studio 画面の上部にあるタスクバーで、[File (ファイル)] > [New (新規)] > [Mule Project (Mule プロジェクト)] を選択します。
新しいプロジェクトの名前を入力して、[Finish (完了)] を選択します。
2 つのフローコンポーネントを空のキャンバスにドラッグして、flow-1
および flow-2
という名前を付けます。
[Set Payload] コンポーネントを flow-1
にドラッグして、ペイロードを設定します。
{
"value": {
"ID": 1,
"departureDate": "2016/12/20",
"emptySeats": 200,
"plane": {
"type": "Boeing 747",
"totalSeats": 400
}
}
}
JSON
`arrival-type-example.json` という名前の JSON ファイルを次の形式で src/main/resources/examples
ディレクトリに作成します。
{
"value": {
"ID": 1,
"arrivalDate": "2016/12/20",
"plane": {
"type": "Boeing 747",
"totalSeats": 400
}
}
}
JSON
flow-2
> [Metadata (メタデータ)] タブ > [Add Metadata (メタデータを追加)] を選択します。
[Input: Payload (入力: ペイロード)] > [Edit (編集)] を選択します。
[Add (追加)] を選択し、`arrivalType` という新しいメタデータ型を作成して、[Create type (種別を作成)] を選択します。
種別 [JSON] > [Example (例)] を選択し、[…] ボタンを選択して src/main/resources/examples/arrival-type-example.json
を参照します。
[Select (選択)] をクリックします。
[Logger] コンポーネントを flow-2
にドラッグして、payload
を記録するように設定します。
[Flow Reference] コンポーネントを flow-1
の最後にドラッグして、`flow-2` を参照するように設定します。
Flow Reference コンポーネントの [Metadata (メタデータ)] タブを選択し、[Set Metadata (メタデータを設定)] を選択します。
flow-1
からメタデータを設定すると flow-2
で設定されている既存の arrivalType
メタデータ型が上書きされることが警告されます。
[Customize (カスタマイズ)] を選択して、目的のメタデータをフローに伝播するように設定します。
Studio は実際のメタデータとして flow-1
で設定されたメタデータを認識し、予想されるメタデータとして flow-2
で設定されたメタデータを認識します。
伝播する特定のメタデータセットを定義する必要がある場合は、参照先フローの実際のメタデータと予想されるメタデータをカスタマイズすることが役立ちます。